イーサリアム(ETH)の今後の予想は?価格上昇を期待できる7つの要因を徹底解説

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「イーサリアムの今後はどうなる?」
「イーサリアムは今買うべき?」
「ビットコインと買うならどっち?」

イーサリアムは、ビットコインに次ぐ時価総額ランキング2位の暗号資産です。
すでに価格が高めに設定されていることから「いま買っても値上がりは期待できるの?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、イーサリアムの将来性や購入するタイミングについて解説します。

記事を読めば、イーサリアムの今後について理解でき、スムーズに取引を開始できるでしょう。ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

目次

イーサリアム(ETH)とは?時価総額ランキング2位の暗号資産(仮想通貨)

イーサリアム(ETH)
基盤のブロックチェーン イーサリアム
2023年4月現在の価格 282,798円
2023年4月の時価総額 33,654,068,724,198円(約33兆円)
時価総額ランキング 2位
取り扱いのある主な暗号資産取引所 Coincheck(コインチェック)
DMM Bitcoin
bitFlyer(ビットフライヤー)
BITPoint(ビットポイント)
SBI VCトレード

イーサリアムとは、スマートコントラクト(自動契約技術)を持った分散型のアプリケーション開発プラットフォームの名称です。
暗号資産(仮想通貨)のやり取りが安全にできる仕組みや、管理・開発が難しかった分散型アプリの開発環境を提供しています。

このプラットフォームで使用される暗号資産が「イーサ(ETH)」です。
日本では、プラットフォームの「イーサリアム」と暗号資産「イーサ」の両方を「イーサリアム」と呼ぶことが多いです。

イーサリアムの時価総額はビットコイン(BTC)に次ぐ世界2位ですが、規模はビットコイン(時価総額約77兆円)の半分以下のため、まだまだ伸びしろが大きいといわれています。

イーサリアムの2016年~2023年4月までの値動きを表しているチャートは以下の通りです。

イーサリアムチャート

引用:Coinmarketcap

次に、今までの価格推移について詳しく解説します。

イーサリアム(ETH)の過去の価格推移(2016年1月~2017年)

イーサリアム価格チャート2016年~2017年

引用:Coinmarketcap

2016年は、暗号資産の知名度が上昇した前年で年初から順調に価格が上昇し、2016年3月には1,600円を記録していました。しかし、2016年6月にTheDAO事件が起こってしまいます。

TheDAO事件とは、ーサリアムのブロックチェーンを基盤としていた分散型の投資ファンド「The DAO」で、ハッキングによる巨額の不正流出が起こったことをいいます。この事件で資金の3分の1(約360万ETH、日本円で52億円ほど)が盗まれました。

ブロックチェーンとは

情報を記録するデータベース技術の一種で、「ブロック」と呼ばれる単位でデータを管理し、鎖(チェーン)のように連結してデータを保管する技術のこと

暗号資産の多くは第三者を介さずにユーザー同士で直接取引が行われているため、ブロックチェーンの技術を、取引履歴を記録するために利用しています。

TheDAO事件を受けて、ブロックチェーンを分岐する「ハードフォーク」を実施し、不正流出があった事実そのものを消す仕様変更をし、新たなイーサリアムチェーンになりました。

そのためイーサリアムの価格は大きく上昇・下落することなく、横ばいで推移しています。

イーサリアム(ETH)の過去の価格推移(2017年~2020年)

イーサリアム価格チャート2017年~2020年

引用:Coinmarketcap

2017年は仮想通貨元年と呼ばれ、ビットコインを始めとする多くの仮想通貨が急激に値上がりし、バブル状態になりました。
イーサリアムも2018年1月には、価格が18万円以上にまで値上がりしています。

ところが2018年1月に大手取引所のハッキング事件があり、3月にはG20サミットで仮想通貨規制についての話し合いが行われました。
これにより、暗号資産(仮想通貨)市場全体の相場が下落し、イーサリアムは4月には4万円台にまで下落してしまいます。

その後、2019年の年末までしばらく価格は低迷していきました。

イーサリアム(ETH)の過去の価格推移(2020年~現在)

イーサリアム価格チャート2020年~2023年

引用:Coinmarketcap

2020年移行は順調に値上がりを重ねて、夏にはDeFi関連銘柄がマーケットを牽引したことで、価格が上昇しています。

DeFi(Decentralized Finance、分散型金融)とは、ブロックチェーンを基盤にした中央集権的な管理者を必要としない金融サービスのことをいい、イーサリアムチェーンを中心に展開されています。

その後、2021年10月には50万円を突破し、史上最高価格を更新しました。
しかし、大手電気自動車会社のテスラがビットコインでの決済を停止したり、中国政府が仮想通貨への取り締まりを厳しくしたりしたことから、一度価格が下落しました。

2022年6月からは急落し、仮想通貨市場全体の下落が起きます。2023年になると徐々に価格は上昇傾向にあり、2023年4月時点では約24~28万円で推移しています。

イーサリアム(ETH)の4つの特徴

イーサリアムの主な特徴を4つ紹介します。イーサリアムへ投資したいと思っている方は参考にしてください。

  1. スマートコントラクト機能を持つ
  2. DAppsプラットフォームとしてのシェア率が高い
  3. NFTを作成できるプラットフォームである
  4. 発行上限と半減期がない

それぞれ詳しく解説します。

1.スマートコントラクト機能を持つ

ブロックチェーン上で行われる自動契約のことを「スマートコントラクト」といい、イーサリアムはスマートコントラクト機能を持っています。

スマートコントラクトは、あらかじめ設定されたルールに基づいて、ブロックチェーン上の取引やブロックチェーンに取り込まれた情報を作動させるシステムです。

イーサリアムのスマートコントラクトでは、ブロックチェーン技術を用いて、プログラムの改ざんや取引の不正を防いでいます。

不正取引を防止できるスマートコントラクト機能は、今後多くの商品やサービスに用いられるといわれているほど、注目を集めている機能です。

2.DAppsプラットフォームとしてのシェア率が高い

イーサリアムは暗号資産としての役割だけではなく、分散型アプリケーション(DApps)を開発できるプラットフォームの機能も持っています。

DAppsとはブロックチェーンのスマートコントラクトを利用した、中央管理者なしで分散管理されるアプリケーションのことです。

DAppsを開発できるブロックチェーンプラットフォームはイーサリアムチェーン以外にも数多くありますが、イーサリアムチェーンは圧倒的なシェアを占めています。

イーサリアム上で作られている代表的なDAppsは以下の通りです。

代表的なDApps
  • ICO(イニシャル・コイン・オファリング):暗号資産を発行して資金を調達する
  • DeFi(ディーファイ):仲介者なしに資金の貸し借りをする
  • NFT(エヌエフティー):デジタルデータが取引可能

イーサリアムチェーン上でさまざまなアプリケーションが構築できるため、将来的にはパソコンやスマホのOSのような働きが期待されています。

イーサリアムはDAppsプラットフォームとして大きな役割を果たしています。

3.NFTを作成できるプラットフォームである

NFTとは「Non-Fungible Token(ノン ファンジブル トークン)」の略称で、日本語では「非代替性トークン」と訳されます。
「トークン」とは、ブロックチェーン技術を利用して発行された暗号資産などのデータのことです。

つまり、NFTは、「偽造ができない鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータ」のことをいいます。

イーサリアムでは「ERC-721」というNFTを標準化しており、簡単にNFTを発行可能です。

NFTは、デジタルアートやゲームアセット分野での需要が急拡大しており、イーサリアムはNFT作成プラットフォームとして圧倒的なシェアを誇っています。

4.発行上限と半減期がない

イーサリアムはビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)とは異なり、発行上限がなく、半減期もありません。

半減期とは
  • マイニングの際に報酬としてもらえる暗号資産の量が半分になってしまう時期のこと。マイニングは、取引などのデータをブロックチェーンに保存する作業のことで、その報酬として暗号資産を得られる。

発行上限や半減期がないということは、マイニングの際の報酬が減少しないため、マイナー(マイニングする人のこと)がマイニングを長期間続ける理由になります。よって、今後もイーサリアムは安定して供給されると予想されています。

イーサリアム(ETH)とビットコインの違いは?独自開発ができる点が特徴

イーサリアム(ETH)とビットコインの大きな違いは利用目的や用途であり、それぞれの特徴は以下の通りです。

イーサリアム ビットコイン
目的や用途 開発するためのプラットフォーム 決済用仮想通貨や価値の保存媒体
運用開始時期 2009年 2014年
ブロック生成時間 約15秒程度 約10分程度

イーサリアムは、プラットフォームであり独自のトークンやスマートコントラクトを開発でき、ブロックチェーン上でアプリケーションを構築できます。

一方、ビットコインは法定通貨(日本円のように法律によって「強制通用力」を持つ通貨のこと)の代替として期待されている、決済用の暗号資産です。

つまり、イーサリアムは誰もが使える多くの通貨やサービスの基盤となることを目的に利用されているのに対して、ビットコインは新時代の送金・決済手段として利用されています。

またイーサリアムはビットコインよりも5年遅く誕生しているため、ビットコインと比較して運用期間が短く、今後の価格上昇も期待されています。

さらにイーサリアムのブロック生成時間はビットコインと比較して短いため、送金時間が早く、ユーザーの利便性が向上しています。

両者ともに暗号資産の代表的なものですが、利用用途は大きく違うため、より将来性が期待できそうな通貨に投資するのも手段のひとつです。

イーサリアム(ETH)の今後の将来性と価格予想

イーサリアム(ETH)の今後の将来性と価格予想を「AI」と「専門家」によるものを2つ紹介します。

AIによる予想は海外の大手価格予想サイト「CoinPriceForecast」と「Digitalcoin」の価格予想を参考に作成しており、どちらもイーサリアムの価格は上昇していくとしています。

また、学者、暗号資産アナリスト、米ファインダー者の40名以上の専門家、CaptainAltcoinジャーナリスにおいても、イーサリアムの価格は上昇していくとの予想です。それぞれの予想価格について詳しく解説します。

AIによる価格予想は2030年には2.1万ドル超

AIや機械学習などの技術を用いて暗号資産を分析している米価格予想サイト「CoinPriceForecast」による価格予想は以下の通りです。

CoinPriceForecastのイーサリアムの価格予想
  • 2023年末:3,745ドル
  • 2024年末:4,019ドル
  • 2025年末:5,453ドル
  • 2026年末:5,314ドル
  • 2027年末:5,213ドル
  • 2028年末:5,894ドル
  • 2029年末:6,707ドル
  • 2030年末:6,709ドル

CoinPriceForecastによると、イーサリアムは徐々に上昇していく予想しており、2025年末までには5,000ドルに達するとしています。(2023年4月現在の予想)

次に、RSIやMACDなどの指標を用いたデータ分析を得意としている「Digitalcoin」による予想は以下の通りです。

Digitalcoinのイーサリアムの価格予想
  • 2023年末:4,590ドル
  • 2024年末:5,322ドル
  • 2025年末:7,562ドル
  • 2026年末:9,469ドル
  • 2027年末:9,469ドル
  • 2028年末:11,437ドル
  • 2029年末:15,656ドル
  • 2030年末:21,899ドル

Digitalcoinでは、CoinPriceForecastよりも大幅な価格上昇を予想しており、2024年には5,000ドルに達し、2029年には15,000ドルを超えると予想しています。(2023年4月現在の予想)

専門家による価格予想は2030年までに7.2万ドル超

専門家による価格予想は以下の通りです。

専門家による価格予想
  • 英国の30名以上の学者の多くは、2025年に2万ドルを超えると予想
  • 暗号資産アナリストのWolf氏は、2022年末までに4,000ドルに達する可能性がある予想
  • 米ファインダー社の40名以上の専門家は、2030年までに7.2万ドルを超えると予想
  • CaptainAltcoinジャーナリスは、2025年には9,738ドルに、2030年には48,694ドルに到達すると予想

多くの専門家もAIと同様にイーサリアムの価格上昇を予想しています。最高の価格では2030年には7.2万ドルと予想しており、AIによる価格予想よりも高い価格です。

次に、なぜイーサリアムの価格は上昇すると予想されているのかその要因を解説します。

イーサリアム(ETH)の今後の価格上昇が期待できる7つの要因

イーサリアムの今後の価格上昇が期待できる要因を7つ紹介します。イーサリアムの運用を考えている方は参考にしてください。

  1. イーサリアム(ETH)のETFの登場が見込める
  2. 長年弱点であったスケーラビリティ問題の解消が見込める
  3. 今後も利便性やセキュリティ性の向上のアップデートが見込める
  4. ビジネス利用する企業が国内外で増えている
  5. DeFiプロジェクトの発展が見込まれる
  6. NFTの世界的な需要増加が見込まれる
  7. 消費電力を削減する動きが見込まれる

それぞれ詳しく解説します。

1.イーサリアム(ETH)のETFの登場が見込める

ETFは上場投資信託のことで、株と同じように証券口座から取引できる仕組みです。

アメリカ市場で承認が進んでいるビットコインETF(上場投資信託)に続いて、イーサリアムに連動するETFも承認されるのではないかと見込まれています。

アメリカ市場でイーサリアムETFが承認されれば、大口の投資家からの資金が流入し、イーサリアムが価格上昇する可能性が高いでしょう。

すでにカナダではイーサリアムETFが承認されているため、アメリカでも承認されると考えている人が多くいます。

ETFにより価格上昇が見込めるのは、イーサリアムに将来性がある理由のひとつです。

2.長年弱点であったスケーラビリティ問題の解消が見込める

イーサリアムチェーンは、長年スケーラビリティ問題を抱えてきています。スケーラビリティ問題とは、ブロックチェーンの処理能力が制限されていることに起因する障害であり、取引需要に対して処理が追いつかない状況のことです。

このため、取引が集中する時間帯に取引の処理が遅延したり手数料が高騰したりしています。

イーサリアムではアップデートすることによって、スケーラビリティ問題が解決するのではないかと期待されています。

例えば2022年9月に行われたイーサリアムの大型アップデート「The Merge」により、スケーラビリティ問題に大きな関わりがあったコンセンサスアルゴリズムが変更されました。
コンセンサスアルゴリズムとは、直訳すると「合意方法」のことをいい、暗号資産やNFTなどの取引する際の承認作業の仕組みです。

そしてThe Mergeは、2023年に予定されている「シャードチェーン」という仕組みを導入するための下地作りと言われています。

スケーラビリティ問題が解決するアップデートが行われれば、イーサリアムは価格上昇する可能性が高いでしょう。

3.今後も利便性やセキュリティ性の向上のアップデートが見込める

イーサリアムの共同創設者であるヴィタリック・ブテリン氏は、2022年1月には「イーサリアムの進歩状況が約50%だ」と述べており、今後も利便性やセキュリティ性の向上が見込まれています。

2022年9月The Mergeアップデート以降のロードマップによると、今後も「The Surge」「The Scouege」「The Verge」「The Purge」「The Splurge」と、5段階のアップデートが計画されています。

直近では2023年4月12日に「Shanghai-Capella(通称:上海)」アップデートが実施されており、これも2023年秋頃に実装予定の「シャードチェーン」導入のためのものです。

アップデートが計画されているため今後もイーサリアムの利便性は向上し、価格上昇が期待できます。

4.ビジネス利用する企業が国内外で増えている

イーサリアム開発企業と提携している大企業が国内外で増えています。現在、提携している大企業は以下の通りです。

イーサリアム開発企業と提携している企業
  • グローバル企業
    • Microsoft
    • JPモルガン
    • accenture
  • 日本企業
    • 三菱東京UFJ銀行
    • KDDI
    • 野村総合研究所

イーサリアムは今後も大手企業との連携を増やすことで活躍の場が広がっていくと予想されており、価格上昇する可能性も高いでしょう。

5.DeFiプロジェクトの発展が見込まれる

DeFi(Decentralized Finance)市場は2020年の末から急速に拡大しており、利用者も増えています。

DeFiとは

日本語で「分散型金融」のことであり、ブロックチェーン上に構築された金融サービス。銀行や政府などの機関を通さずに資金の貸し借りが可能。

DeFiはさまざまなブロックチェーン上に展開されていますが、多くはイーサリアムのブロックチェーン上に構築されています。

DeFiがさらに普及すれば、イーサリアムの需要は高まるでしょう。

イーサリアムの需要が高まり、利用が盛んになれば価格上昇が期待できます。

6.NFTの世界的な需要増加が見込まれる

NFT市場は、イーサリアムを基盤に構築されており、今後もイーサリアムを使った取引が活発に行われると考えられています。

NFTとは

暗号資産のブロックチェーン技術をデジタルデータに組み合わせたもの。複製ができないためデジタルデータに唯一無二の価値をつけられる。

NFTの取引にイーサリアムの利用が多くなれば、価格も上昇していくことが予想されます。

7.消費電力を削減する動きが見込まれる

イーサリアムは、電力消費の削減や効率化が期待されている暗号資産です。
ビットコインのマイニング作業の1割程度の電力消費で済むため、地球環境に適した通貨として評価されています。

また、イーサリアム財団のCarl Beekhuizen氏はブログにて、「イーサリアムの電力消費を99%以上削減する仕組みへの移行」を発表しています。

ビットコインの持つ課題を解決する暗号資産として、イーサリアムへの期待は高まっており、価格上昇の可能性が高いでしょう。

イーサリアム(ETH)の問題点

次に、イーサリアムの問題点を紹介します。問題点をしっかりと把握して、投資するべきか判断してください。

  1. 発行上限が決まっていない
  2. 暗号資産(仮想通貨)全体の値動きに連動しやすい
  3. 法整備が不完全である

それぞれ詳しく解説します。

発行上限が決まっていない

イーサリアムは、ビットコインとは異なり発行上限が決まっていません。
なぜなら、イーサリアムはプラットフォームで利用される手数料として想定されているからです。

発行枚数が無制限に増え続けると、イーサリアム1枚あたりの価格は低くなっていくと予想されます。

なお、イーサリアムではこの問題を解決するためにガス代がBurn(焼却)される仕組みを採用しています。
ガス代とは、ユーザーがネットワークとやり取りするためにイーサリアムが要求するイーサ(ETH)の数のことです。

この方法により、イーサリアムが使われれば使われるほど、新規発行枚数よりもBurnされる枚数の方が多くなり、1枚の価値が下がらずに保たれています。

また、2022年9月に「マージ(Mearge)」アップデートによりイーサリアムの発行量を劇的に少なくすることに成功し、希少性を高められています。

発行上限がないことは問題点ではありますが、その問題を解決するための対策を講じており大幅な発行枚数の増加は起きていません。

ただし今後も、イーサリアムの発行数増加への対策については注意してみておく必要があるでしょう。

暗号資産(仮想通貨)全体の値動きに連動しやすい

イーサリアムはビットコインと同様に暗号資産の中でもメジャーな通貨なため、暗号資産市場全体の影響を受けやすく、値動きに連動しやすいといわれています。

イーサリアムなどの暗号資産の多くはボラティリティ(価格変動の度合い)が非常に高いです。そのため、わずか1ヶ月で価格が半値まで下落する場合もあります。反対に、価格が一気に上昇することもあり得ます。

イーサリアムの価格を予想するには、暗号資産全体の値動きも把握する必要があるでしょう。

法整備が不完全である

イーサリアムチェーンで開発・運用されているDeFiやNFTのサービスは次々と革新的なサービスが誕生しているため、どの国でも法整備が不完全な状況です。
今後、各国でイーサリアム関連のサービスに対して法整備を整えていく可能性が高いでしょう。

そのため、現在のイーサリアムのサービスの魅力を奪うような規制を法律で作られれば、一気にイーサリアムの需要が減少することもあり得ます。

ただ、イーサリアムは何度もアップデートを繰り返して変化してきているため、法規制でイーサリアムに悪影響が出る場合にはアップデートで回避しようとする可能性も考えられます。

今後も、イーサリアムに関する法規制やアップデートに注目する必要があるでしょう。

イーサリアム(ETH)の購入におすすめの暗号資産(仮想通貨)取引所5選

イーサリアムを購入するのにおすすめの暗号資産(仮想通貨)取引所を5選紹介します。それぞれの特徴を紹介しているので、購入時の参考にしてください。

  1. Coincheck(コインチェック)
  2. DMM Bitcoin
  3. bitFlyer(ビットフライヤー)
  4. BITPoint(ビットポイント)
  5. SBI VCトレード

1.Coincheck(コインチェック)

出典:Coincheck(コインチェック)

おすすめポイント
  • 暗号資産取扱数が国内でもトップレベル
  • 強固なセキュリティで安心して取引可能
  • 初心者も使いやすいアプリ

暗号資産取扱数が国内最大級

Coincheck(コインチェック)は、23種類もの暗号資産の取り扱いをしている国内最大級の取引所です。
ビットコインやイーサリアムなどの主要な暗号資産はもちろん、幅広い銘柄に投資ができます。

アプリダウンロード数NO.1

Coincheck(コインチェック)のアプリは、3年連続国内NO.1のダウンロード数を記録しており、多くのユーザーに利用されています(参考:国内の暗号資産取引アプリ、期間:2019年〜2021年、データ協力:AppTweak)。

初心者でも使いやすいアプリ

Coincheck(コインチェック)の取引画面は、初心者でも見やすく使いやすい設計になっています。通貨の購入は3タップで行えて、難しい知識がなくても取引ができるので、暗号資産取引が初めての方でも使いやすいでしょう。

Coincheck(コインチェック)
代表的な銘柄 BTC、XRP、ETHなど
取引通貨数 23種類
レバレッジ取引 信用取引:-
先物取引:-
FX取引:-

開催中のキャンペーン・特典

【紹介した人も、された人にも、1,000円プレゼント】家族友だち紹介キャンペーン
※期間:2021年10月25日 14:00~未定

Coincheckについては、関連記事「コインチェック(Coincheck)の評判・口コミは?入金・出金手数料からキャンペーン情報、NFTについても解説」でも詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

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2.DMM Bitcoin


出典:DMM Bitcoin

おすすめポイント
  • 国内NO.1の暗号資産取り扱い数(2023年12月現在)
  • 初心者も使いやすく、最短当日取引可能
  • 手数料無料でコストを抑えられる※BitMatch取引手数料を除く

取引可能な暗号資産が国内最多

2023年12月現在で、取引可能な暗号資産数は現物取引28種類、レバレッジ取引34種類であり、国内最多を誇ります。ニュースなどで話題になった暗号資産に投資をしたい思ったときに、DMM Bitcoinなら扱っている可能性が高く、投資のタイミングを逃さないでしょう。

初心者も使いやすいアプリで、最短当日取引可能

DMM Bitcoinのスマホアプリは、初心者でも使いやすいアプリ設計になっています。公式サイトによるとアプリは、初心者モードと上級者モードの2種類を使い分けられ、ユーザーが希望する機能を選べます。

また、口座開設はスマホで完結し、最短1時間で手続きは完了するため申し込み当日の取引が可能です。

取引手数料は無料

DMM Bitcoinでは、レバレッジ取引には手数料がかかりますが、それ以外の取引はすべて手数料無料で取引できます。
※BitMatch取引手数料を除く

無料の手数料とは以下の通りです。

手数料が無料なもの
  • 口座開設手数料
  • 口座維持手数料
  • 日本円振込入金手数料
  • 日本円クイック入金手数料
  • 日本円出金手数料
  • 暗号資産(仮想通貨)入金手数料
  • 暗号資産(仮想通貨)出金手数料
  • 取引手数料

他の取引所はすべての手数料が無料のところは少ないため、DMM Bitcoinを利用すればコストを抑えられるでしょう。

DMM Bitcoin
代表的な銘柄 BTC、ETH、XEMなど
取引通貨数 28種類(現物取引)
34種類(レバレッジ取引)
レバレッジ取引 信用取引:-
先物取引:-
FX取引:最大2倍

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※対象:期間中に、新規に口座開設が完了したお客様
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DMMビットコインについては、関連記事「DMMビットコイン(DMM Bitcoin)の評判・口コミは?出金・入金手数料、スプレッドなどの基本情報からキャンペーン情報までご紹介」にて詳しく紹介しているので、併せてご覧ください。

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3.bitFlyer(ビットフライヤー)


出典:bitFlyer(ビットフライヤー)

おすすめポイント
  • 暗号資産の取り扱いが豊富
  • 手数料無料で少額から取引可能
  • 最短10分で取引可能

暗号資産の取り扱いが豊富

暗号資産の取り扱い数は21種類であり、国内でも最大規模の取り扱い数です。さまざまな銘柄への投資が行えるでしょう。

手数料無料で少額から取引OK

取引手数料は無料で、少額1円からの取引が可能です。暗号資産投資が初めての方も利用しやすいでしょう。

最短10分で取引可能

オンラインで本人確認が完了すれば、最短10分で取引が開始できます。すぐに投資を始めたい方も待たずに取引を開始できるでしょう。

bitFlyer(ビットフライヤー)
代表的な銘柄 BTC、ETH、ETCなど
取引通貨数 21種類
レバレッジ取引 信用取引:最大2倍
先物取引:最大2倍
FX取引:最大2倍

bitFlyerについては、関連記事「ビットフライヤーの手数料は高い?手数料無料サービスもある仮想通貨取引所や基本情報を解説」でも詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

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4.BITPOINT(ビットポイント)


出典:BITPoint(ビットポイント)

おすすめポイント
  • 手数料無料で取引可能
  • BITPOINTにしかない暗号資産が豊富
  • 少額から取引可能

手数料無料で取引可能

BITPOINTでは各種手数料が無料で取引が可能であり、手数料を気にせずに取引ができます。

BITPOINTにしかない暗号資産が豊富

jasmy・KLAYなど国内でBITPointしか扱っていない通貨があり、主要な暗号資産以外に投資したい方におすすめの取引所です。

少額から取引可能

500円以下という少額から取引が可能であり、暗号資産取引初心者の方も無理なく始められるでしょう。

BITPOINT(ビットポイント)
代表的な銘柄 BTC、DEP、JMYなど
取引通貨数 17種類
レバレッジ取引 信用取引:-
先物取引:-
FX取引:-

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口座開設完了で1,500円相当のADAをプレゼント
キャンペーン期間:2023年3月31日(金)16:00 ~ 2023年4月25日(火)16:00

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5.SBI VCトレード

 


出典:SBI VCトレード

おすすめポイント
  • 東証プライム上場している企業が運営の安心安全な取引所
  • 積立やステーキングなどサービスが豊富
  • 現物・FX取引を同時に管理

東証プライム上場している企業が運営の安心安全な取引所

SBI VCトレードは、東証プライム市場上場のSBIホールディングス株式会社が運営しています。

SBI証券などの金融サービスを提供するSBIグループが運営しているので、日本でも最高水準のセキュリティを誇るため安心して取引が可能です。

積立やステーキングなどサービスが豊富

積立、レンディング、ステーキングなどサービスが豊富にラインナップされています。

自分が行いたい投資スタイルを考えながらサービスを選べて、投資初心者から上級者まで幅広い方におすすめできる取引所です。

現物・FX取引を同時に管理

SBI VCトレードでは、現物とFX取引を同時に管理可能です。アプリ内では、2つの取引を同時に管理できるので複数のアプリを使い分ける手間が省けます。

SBI VCトレード
代表的な銘柄 BTC、MATIC、FLR、OAS、XDCなど
取引通貨数 20種類
レバレッジ取引 信用取引:-
先物取引:-
FX取引:最大2倍

開催中のキャンペーン・特典

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イーサリアムを購入するおすすめのタイミング4選

イーサリアムを購入するおすすめのタイミングを紹介します。価格が上昇する可能性があるタイミングなので、しっかりと理解しておきましょう。

  1. 暗号資産(仮想通貨)全体の価格が暴落し、上昇傾向が見えた時
  2. 大型アップデートの前
  3. 著名人がイーサリアムについて発言した時
  4. 長期的な積立投資ならいつでもOK

それぞれ詳しく解説します。

1.暗号資産(仮想通貨)全体の価格が暴落し、上昇傾向が見えた時

今までの暗号資産のチャートをみると、暗号資産全体の価格が高騰した後には暴落し、その後しばらくすると価格が再び上昇する傾向にあります。

暴落後の価格が上昇し始めたタイミングで購入していれば、その後価格が上昇した際に利益を出せる可能性があがるでしょう。

2.大型アップデートの前

アップデート情報などの発表があった際には、アップデート前に購入しておくことで利益を狙えるチャンスが高まります。

今までのチャートでは、大型アップデートの時に価格が上昇傾向にあります。常に最新情報をキャッチして、先回りして行動することが大切です。

3.著名人がイーサリアムについて発言した時

著名人がイーサリアムについての発言をした時は投資のタイミングとしておすすめです。

例えば、イーサリアム(ETH)の開発者であるヴィタリック・ブリテン氏がイーサリアムの今後について発言した際には、価格上昇の可能性があります。

また、世界的な投資家として有名なイーロンマスク氏が発言することで仮想通貨市場には大きな影響が出るといわれています。

実際にイーロンマスク氏が柴犬の写真をSNSで投稿したことにより、「柴犬コイン」の価格が300%近く上昇しました。

このようにイーサリアムに関する著名人が発言した際には、イーサリアムを購入するタイミングとして適切でしょう。

4.長期的な積立投資ならいつでもOK

長期的な積立投資なら投資のタイミングはいつでもOKとされています。
なぜなら、今後数年間はイーサリアム(ETH)の価格が大きく上昇すればいつ購入しても利益になると考えられるからです。

ニュースや暗号資産の市場を追いかけるのが難しいと感じる暗号資産投資初心者の方は、長期的な視点で積立投資や長期保有を検討するとよいでしょう。

イーサリアム(ETH)の購入・投資方法

実際にイーサリアムの購入・投資方法を、Coincheckを例に解説します。

スマホアプリを利用して本人確認すれば最短5分で口座開設可能です。

暗号資産(仮想通貨)取引所に口座開設する(Coincheck)

まずは、Coincheck公式サイトから口座開設する方法を解説します。

「口座開設(無料)する」をクリックする

Coincheck

メールアドレスとパスワードを設定し登録ボタンを押します。

登録したメールアドレスに届いたURLをクリックするとCoincheckアプリをダウンロードする画面に変わるので、アプリをダウンロードしましょう。

本人確認する

本人確認書類

本人確認は、電話番号、基本・勤務情報、本人確認書類を提出します。本人確認書類は以下のいずれかです。

本人確認書類
  • 運転免許証
  • パスポート
  • 運転経歴証明書
  • 住民基本台帳カード
  • 個人番号カード

本人確認が完了したら、取引開始できる

本人確認が完了すれば、取引が開始できます。本人確認が完了すると、アプリには「入金が可能になりました!」と表示され、以下のような画面になっています。

本人確認完了

日本円を入金する

日本円入金

次に、日本円を入金します。入金方法は以下の3つがあります。

入金方法
  • 銀行入金(GMOあおぞらネット銀行、楽天銀行)
  • コンビニ入金
  • クイック入金(ネットバンクやATMを利用)

ここでは、アプリからの入金方法を解説します。

アプリ下の画面下メニューより「ウォレット」をタップし、「JPY/日本円」部分をタップします。
JPY残高の画面にて「入金」をタップし、入金方法の画面にて、希望する銀行名をタップします。

銀行入金は、GMOあおぞらネット銀行か楽天銀行の口座に振込をすることで反映されます。

コンビニ入金は、コンビニ設置端末で日本円を入金します。
全国のコンビニエンスストアで簡単に手続きが可能であり、即時に反映されるので利便性が高い入金方法です。

なお、Coincheckでのコンビニ入金の手数料は、3万円未満が770円、3万円以上30万円以下が1,018円かかります。

クイック入金(ペイジー決済)とは、パソコン・携帯電話・ATMから入金ができるサービスです。
金融機関の営業時間に左右されずに、24時間365日決済が可能です。

クイック入金の手数料は、3万円未満が770 円、3万円以上~50万円未満は1,018円、50万以上の場合は入金額×0.11%+495円かかります。

イーサリアムの値動きや価格を確認する

Coincheckのアプリでイーサリアム(ETH)の値動きを確認しましょう。購入するタイミングについては「イーサリアムを購入するおすすめのタイミング4選」で解説しているので、参考にしてください。

購入する量を決めて購入手続きする

最後に、購入する量を決めて購入手続きをします。

なお、投資は余剰資金で始めて、実生活に影響のない範囲で行うようにしましょう。

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イーサリアム(ETH)の今後に関するよくある質問?

最後に、イーサリアム(ETH)の今後に関するよくある質問にお答えします。購入を考えている方は参考にしてください。

イーサリアム(ETH)の最高額はいくら?

これまでのイーサリアム1枚の最高額は2021年11月の約54万円です。

その後価格は下落しましたが、徐々に上昇傾向にあり、2023年4月には約28万円を記録しています。

イーサリアム(ETH)は10年後に1,000万円になる?

イーサリアムは、これまで5年で490倍になったことがあるため、10年後に1,000万円になる可能性もゼロではありません。

ただし海外の仮想通貨予測サイト「Digitalcoin」では、2030年には2.1万ドル超、2032年には3.8ドル超と予想しています。
日本円にすると約283万円・約512万円であり、1,000万円には届いていません。

そのため、10年ではなく20年~30年などと長期的にみたほうが、可能性はあるかもしれません。

イーサリアム(ETH)の10年後の価格はどれぐらいになっている?

前述しましたが、海外の仮想通貨予測サイト「Digitalcoin」では、2030年には2.1万ドル超、2032年には3.8ドル超と予想しています。

日本円にすると、約283万円超、約512万円です。

2023年4月現在は約28万円であるため、イーサリアムは今後も、価格上昇が予想されています。

イーサリアム(ETH)のマイニングはいつ終わる?

マイニングとは、仮想通貨の取引の内容を確定することで報酬を得ることです
イーサリアムのマイニングは2022年9月15日(木)で終了しています。

イーサリアムは、GPUベースのマイニングを段階的に廃止するためのアップデート「The Merge」を完了しました。

そのため今後はマイニングが行われることなく、通貨が運用されていきます。

イーサリアム(ETH)はビットコインを超える?

イーサリアムは今後価格が上昇すると期待されており、いずれはビットコインを超えるとも予想されています。

調査会社FSInsightは2022年の8月12日に、「イーサリアムはビットコインを時価総額で超えるとレポートで述べています(引用:coindesk)

2023年4月現在の時価総額は、ビットコインは約77兆円、イーサリアムは約33兆円であるため、まだビットコインの時価総額を超えていません。

今後、長期的なスパンで見ると、ビットコインを超える可能性はゼロではないでしょう。

イーサリアム(ETH)とビットコインは買うならどっち?

イーサリアムとビットコインはそれぞれの用途が異なるため、比較するのは難しいといえます。

あえていうなら、希少価値を重視したい人にはビットコイン、今後の実用性を求めるのであればイーサリアムをおすすめします。

イーサリアムクラシックとは?

イーサリアムクラシックとは、イーサリアムの分岐に伴って2016年に登場した暗号資産です。

イーサリアムと同じ機能を持っていますが、約2.1億枚の発行上限が定められている点が異なります。

まとめ

イーサリアムは、DAppsを運用・開発するためのブロックチェーンプラットフォームであり、さまざまなサービスが展開されています。そのため、将来的にも利用が増していくと予想され、今後も価格上昇を予想するAIや専門家が多いです。

イーサリアムの今後の価格予想に与える影響を理解して、長期的な視点でイーサリアム投資をしてみてください。

イーサリアムの購入は、日本で一番ダウンロードされているCoincheckアプリから簡単に行えます。

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