楽天ゴールドカードの特徴、メリットは？楽天カードとどう違う？

「楽天ゴールドカードを作るメリットはある？」
「楽天ゴールドカードの年会費が気になる…」

この記事では楽天カードのそれぞれの特徴や楽天ゴールドカードのメリット、デメリットについて解説していきます。

お読みいただくことで国内空港ラウンジを無料で利用できるなどのメリットが分かり、楽天ゴールドカードにアップグレード、または切り替えるきっかけになるでしょう。

また全クレジットカードの中で、最新のおすすめクレジットカードを知りたい人は、編集部が執筆した記事をご覧ください。

楽天カードの5つの違いをおさらい！

楽天カードは2005年7月に楽天カード株式会社から発行されたクレジットカードです。「2021年度JCSI（日本版顧客満足度指数）調査：クレジットカード業種」において、13年連続第1位を獲得しています。

特に、顧客満足（サービスの満足度）、知覚価値（コストパフォーマンス）、ロイヤルティ（将来の再利用意向）の3項目で第1位となり、日本のクレジット業界の中でもトップクラスのサービスを提供しています。

楽天カードのおすすめ5種類を徹底比較！

カード名	楽天ゴールドカード	楽天カード	楽天プレミアムカード	楽天PINKカード	楽天ビジネスカード
おすすめポイント	国内空港ラウンジが年2回無料で利用できる	楽天市場の利用でポイント還元率3.0％	「プライオリティ・パス」の最上級ランク会員になれる	女性特有疾病のサポートが受けられる	社員向けにETCカード複数枚発行可能
年会費	〇 2,200円（税込）	◎ 無料	〇 2,200円（税込）	◎ 無料	〇 2,200円（税込）
審査・発行期間	〇 通常1週間～10日程	〇 通常1週間～10日程	〇 通常1週間～10日程	〇 通常1週間～10日程	〇 通常1週間～10日程
ポイント還元率	〇 1.00％～3.00％	〇 1.00％～3.00％	◎ 1.0%～5.0%	〇 1.00％～3.00％	◎ 1.0%～5.0%
申込条件	●20歳以上 ●安定収入のある方	●18歳以上 ※高校生不可	●20歳以上 ●安定収入のある方	●18歳以上 ※高校生不可	●20歳以上 ●安定した収入のある法人代表者、及び個人事業主の方
申込方法	WEB	WEB	WEB	WEB	WEB
国際ブランド
旅行保険	海外	海外	海外 国内	海外	海外
公式 サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト

安くゴールドカードを持てる！
楽天ゴールドカード

出典：楽天ゴールドカード

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ゴールドカードのなかでも年会費が安い

楽天ゴールドカードは20歳以上から申し込みが可能で、ゴールドカードの中でも年会費が比較的安く、2,200円（税込）で持つことができます。

楽天カードのワンランク上のステータスを持つクレジットカードで、国内の空港ラウンジやトラベルデスクを無料で利用できたりといった優待サービスを受けられます。

利用可能額は楽天ゴールドカード独自の審査基準によって定められますが、最高は200万円と設定されています。

カードの紛失にも24時間対応

カードを紛失した場合、不正利用防止のため、カードの停止手続きを早急に行う必要があります。

紛失・盗難といったトラブルにも24時間365日対応しており、他にもカード盗難保険の付帯や、スマホ決済を設定していたスマホを紛失した際には一時的に利用を停止することができるなど、様々なセキュリティサービスを提供しています。

海外旅行傷害保険が付帯

海外旅行傷害保険が最高2,000万円付帯しているので、万が一海外旅行中に病気にかかったりケガをしてしまったりしても安心です。

通常100円で1ポイント還元され、貯まったポイントは1ポイント＝1円として利用でき、楽天EdyやANAのマイルに交換することも可能です。

楽天カードにはない楽天ゴールドカードならではの特典が魅力的なカードとなっています。

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初めてのクレカにもおすすめ
楽天カード

出典：楽天カード

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年会費永年無料

楽天カードは年会費が永年無料のカードです。新規入会特典として2,000ポイント、カード利用特典として3,000ポイントの合計5,000ポイントがもらえます。

年会費が無料ながら楽天ゴールドカードと変わらない最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯しており、セキュリティサービスも充実しているのでダウングレードして戻ってくる方が一定数います。

楽天グループ以外での買い物でもポイントが貯まる

楽天グループ以外での利用分も100円につき1ポイント貯まるので、ポイントがどんどん貯まります。

貯まったポイントは楽天ポイントマークがあるお店で使えるだけでなく、1ポイント＝1円相当として月々のお支払いに使えたり、楽天トラベルや楽天市場で利用することも可能です。

楽天カードのポイント還元率についても詳しく解説しているので、他の記事もぜひご覧ください。

カードの2枚持ちができる

楽天カードはシーンに合わせてカードの2枚持ちが可能です。

固定費の支払いはVISA、レジャーなど急な出費にはMastercardなど使い分けができ、それで貯まったポイントはひとつに集約もできます。支払口座ごとにカードを設定するのも良いでしょう。

楽天カードの2枚持ちについての詳しいメリットなどは、別記事をご覧ください。

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年会費が高い分下位カードより充実したサービス
楽天プレミアムカード

出典：楽天プレミアムカード

＼限度額300万円／
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限度額が最高300万円

楽天プレミアムカードは年会費11,000円（税込）がかかるカードです。他の楽天カードに比べて最も利用可能額が高く、最高300万円まで利用できます。

さらに楽天プレミアムカードには「楽天市場コース」「トラベルコース」「エンタメコース」の3つの優待サービスがあり、利用する方のライフスタイルに合わせて選ぶことができます。

年会費はかかるものの、充実したサービスでワンランク上の生活を楽しみたい方におすすめなカードです。

国内と海外旅行傷害保険が付帯

国内、海外ともに最高5,000万円の旅行傷害保険が付帯しており、楽天プレミアムカードで購入した商品が購入日から90日以内に偶然な事故により損害を被った場合、最高300万円まで補償してくれます。

手数料無料のプライオリティ・パスを発行することで、国内だけでなく世界148カ国1,300カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できます。

年会費が高い分、サービスは楽天ゴールドカードや楽天カード（一般）に比べてより充実したものになっています。

例えば、手数料無料のプライオリティ・パスを発行することで、国内だけでなく世界148カ国1,300カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できます。

スーパーポイントアッププログラムが利用できる

スーパーポイントアッププログラム（SPU）という制度があり、楽天プレミアムカードを使って楽天市場で買い物をすると、楽天カード特典分がさらに＋2倍になります。

SPUは楽天プレミアムカード会員限定のサービスである、選べるサービス「楽天市場コース」とお誕生月サービスとも併用ができ、どんどんポイントが貯まります。

お誕生月サービスはお誕生月に楽天市場・楽天ブックスで楽天プレミアムカードを利用すると、利用額100円につき＋1倍のポイントがもらえるサービスです。

＼限度額300万円／
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女性におすすめのサービスが充実
楽天PINKカード

＼女性向けの保険が受けられる／
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ピンクのクレジットカードでお買い物を楽しく

楽天PINKカードは、ピンクのかわいらしい4つのデザインから好きなデザインを選べます。楽天カードの魅力はそのままで、見た目も楽しみたい方におすすめです。

女性向けの保険も用意

楽天PINKカードでは、楽天PINKカード限定の「楽天PINKサポート」保険に加入することが可能です。「楽天PINKサポート」は楽天PINKカード会員限定の団体保険です。

乳がん、子宮筋腫といった女性特有の疾病での入院・手術・放射線治療について保険金が払われます。

例えば女性特有の疾病で入院した場合、疾病入院保険金として、入院1日につき3,000円が支払われます。（日帰り入院も対象）

ライフスタイル応援サービスが受けられる

楽天PINKカード限定で「RAKUTEN PINKY LIFE」というサービスを受けることができます。

このサービスは飲食店や映画チケット、育児サービスなど、110,000以上の多彩なジャンルの割引・優待特典を受けられるという魅力的なサービスです。

サービス料として、月額税込み330円かかりますが、初回申し込み後最大2カ月は無料でサービスを受けることができます。

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ビジネスシーンをマネジメント
楽天ビジネスカード

出典：楽天カード ビジネスカード

＼楽天市場での買い物でポイント2倍／
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「Visaビジネスオファー」を利用できる

楽天ビジネスカードでは「Visaビジネスオファー」という優待サービスが利用できます。接待や出張などビジネスに欠かせない各種サービスが用意されています。

楽天市場でのお買い物で＋2倍ポイント

楽天市場で楽天ビジネスカードを使ってお買い物をすると、楽天ビジネスカード特典分として2倍のポイントがもらえます。ポイント制度が充実しているのも魅力の一つです。

楽天市場での買い物で1倍＋楽天カード通常分として1倍＋楽天カード特典分として1倍＋楽天ビジネスカード特典分として＋2倍となります。

楽天カード特典分・楽天ビジネスカード特典分は楽天市場で開催中のSPU（スーパーポイントアッププログラム）の特典となります。

ETCカードは複数枚発行が可能

楽天ビジネスカードは、ETCカードを複数枚発行することができます。このため、社員用のETCカードを発行することができ、ビジネスシーンで便利です。

また、楽天ETCカードの利用でも楽天ポイントが貯まります。年会費は1枚目無料で、2枚目より1枚につき年会費550円（税込み）がかかります。

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楽天ゴールドカードのメリット8選

楽天ゴールドカードから楽天カード（一般）にダウングレードする方が一定数いるように、楽天カード（一般）から楽天ゴールドカードに切り替える方もいます。

また、楽天カード（一般）から楽天ゴールドカードへの切り替えはメリットがないと記載されているサイトがあります。しかし、以下のような楽天ゴールドカードならではの特典があるのでそういった記載は嘘であることが分かるでしょう。

国内ラウンジが無料で利用できる

楽天ゴールドカード会員であれば、国内主要空港のラウンジを年間2回まで無料で利用することができます。毎年9月1日から翌年8月31日を1年間としてこの期間中に2回無料になります。

利用方法は、本人名義の楽天ゴールドカードと当日の搭乗が確認できる航空券（もしくは半券）を提示するだけです。しかし、同伴者の利用は有料となるので注意してください。

主なサービスとしてはフリードリンクのサービスや、ラウンジによって異なりますが、有料のシャワールームを利用できます。

ラウンジによっては、利用時間に制限がある場合や満席時に利用できない場合、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、休業や営業時間を変更している場合もあるので、事前に各空港のラウンジを確認しておきましょう。

ポイント還元率が高くザクザク貯まる

いつでもどこでも楽天ゴールドカードを利用して買い物をすると、100円につき1円相当のポイントが貯まります。しかし利用先によっては、カード利用獲得ポイントの還元率が異なります。

また楽天ゴールドカードで楽天トラベルを利用すると＋1倍、「楽天e-NAVI」にログインしてENEOSなどのショップで利用すると特典分として＋0.5倍〜のポイントが貯まります。

さらに国際ブランドマーク（Mastercard、Visa、JCB）の加盟店であれば、海外でも利用できるのでポイントをザクザク貯めることができます。

限度額が高く設定されている

楽天ゴールドカードの限度額は最高200万円です。年会費が無料の楽天カード（一般）は最高100万円なので、高額な買い物の予定がある場合は楽天ゴールドカードがおすすめです。

ただし、限度額はあくまでも最高額なので必ずしも200万円借りられるわけではないことは覚えておきましょう。

楽天ゴールドカード独自の審査基準によって判断されるため、申込者の職業や年収によっては希望していた限度額より低くなる可能性もあります。

誕生月はポイントが最大4倍貯まる

楽天ゴールドカード会員限定のお誕生月サービスがあります。このサービスでは、お誕生月に楽天市場・楽天ブックスで楽天ゴールドカードを利用すると＋1倍のポイントがもらえます。

カード利用額100円につき1ポイント貯まり、月間2,000ポイントまでという上限があります。ポイントで支払った場合は、お誕生月特典分ポイントの対象外となるので注意しましょう。

お誕生日の機会に高額商品を購入するなど有効に活用することで、通常よりも効率良くポイントを貯められます。

トラベルデスクが無料で利用可能

楽天ゴールドカード会員はトラベルデスクを無料で利用できます。トラベルデスクとは、ニューヨーク・ホノルル・パリ・ミラノ・上海など世界44拠点（2022年11月1日時点）にある現地デスクでサポートをしてくれるサービスです。

例えばパスポート・カードの紛失や盗難、病気やケガなどの緊急時に対応してくれたり、都市・観光情報などの様々な現地情報を提供してくれたりします。

また、レストランやオプショナルツアーなどの予約や手配をすることも可能です。トラベルデスクのサービスの内容によっては、実費や手数料を要するものもあるので事前に確認しておきましょう。

ETCカードの年会費が無料

楽天ETCカードは、楽天カードに付帯して利用できるETCカードです。したがって、楽天ETCカードを利用するには楽天カードの保有が必要になります。

楽天カード（一般）では年会費の550円（税込）がかかりますが、楽天ゴールドカードを保有していれば無料で発行することができます。楽天ETCカードの付帯可能枚数は楽天カード1枚につき1枚のみです。

少額な通行料金でも100円につき1ポイントの楽天ポイントを貯めることができ、高速道路料金の割引制度もあるので、遠出へのドライブが好きな方におすすめです。

海外旅行傷害保険が付帯

楽天カードの海外旅行傷害保険とは、クレジットカードに付帯する傷害保険です。24時間365日、日本語でサポートしてくれるので安心して利用できます。

楽天ゴールドカードでは、楽天カード（一般）と同じく最高2,000万円の傷害死亡・後遺障害保険のほか、最高20万円の携行品損害保険も含まれています。

日本出国日から3ヶ月後の午後12時（24時）までの旅行期間に限り、海外旅行傷害保険が付帯されます。

ただし保険は自動付帯ではなく、保険が有効となるには、日本出国以前に海外旅行代金（募集型企画旅行の代金）を楽天カードで支払っておく必要があります。

セキュリティ対策が充実

楽天ゴールドカードは様々なセキュリティ対策を行っています。第三者による不正使用を防ぐために、ワンタイムパスワード認証や24時間365日体制の不正検知システムを導入しています。

またカード利用お知らせメールや第2パスワード、指紋認証ログインなど利用者本人でできるセキュリティサービスも提供しています。

万が一カードを紛失したり盗難されたりしても、専用ダイヤルが24時間365日対応してくれるので安心です。

楽天ゴールドカードのデメリット6選

【改悪】SPUのポイントアップが対象外になった

SPUは、楽天市場で楽天ゴールドカードを利用してお買い物をすると、楽天ゴールドカードご利用特典ポイントの＋2倍が加算され、合計＋4倍のポイントになるというサービスでした。

しかし2021年3月31日をもってSPUが終了したため、「楽天ゴールドカードのメリットがなくなる」「楽天カード改悪」などの噂が広まりました。

2021年4月1日以降は、楽天カードご利用ポイント＋1倍（通常ポイント）と楽天市場での楽天カードご利用特典ポイント＋1倍（期間限定ポイント）の合計＋2倍のポイントが付与されることになっています。

このサービス改定に伴い、楽天ゴールドカードご利用特典ポイントがなくなったため、楽天ゴールドカードのメリットがほぼ消滅したと言えるかもしれません。

一般カードと比較して年会費がかかる

楽天ゴールドカードの年会費は2,200円（税込）かかります。ゴールドカードの中では比較的低めに設定されていますが、楽天カード（一般）は年会費永年無料で持つことができます。

したがって、できるだけ出費を抑えてクレジットカードを持ちたい方は、楽天ゴールドカードには手が出しづらいかもしれません。

家族カードも年会費がかかる

家族カードとは、本カード会員のカード利用分とまとめて同じ口座から引き落とせる家族専用のクレジットカードです。

この家族カードは18歳以上の生計をともにする配偶者・両親・子供であれば申し込むことができ、本カード会員のカード1枚につき2枚まで発行できます。

家族カード利用分もポイントが貯まり、家族間でポイントを共有することもできます。しかし家族カードを発行するには、550円（税込）の年会費がかかります。

アメリカン・エキスプレスを選べない

アメリカン・エキスプレスは旅行やお出かけにぴったりのお買い物、コンサート、お食事などの特典が充実している国際ブランドです。

ショップでの優待特典、チケットの先行販売やイベントの舞台裏へのアクセス、各国から厳選した400以上のレストランで飲食代金が20％オフなどのサービスがあります。

このアメリカン・エキスプレスは楽天カード（一般）の機能などはそのままに、国際ブランドにアメリカン・エキスプレスを選ぶことで利用できるものになっています。

しかし楽天カード（一般）、楽天プレミアムカードはアメリカン・エキスプレスを選ぶことができますが、楽天ゴールドカードは選ぶことができません。

カードデザインが少ない

楽天ゴールドカードのカードデザインはシンプルなゴールド券面のみとなっています。

しかし楽天カード（一般）は、お買い物パンダデザイン、ディズニーデザインなど通常デザインも含めると合計6種類の中から選ぶことができます。

既に楽天ゴールドカードをお持ちの方で、様々なデザインのカードから選びたい方は、2枚目のカードとして楽天カード（一般）を発行するのもおすすめです。

プレミアムカードにはつくプライオリティ・パスがつかない

プライオリティ・パス会員カードを発行すると、世界148カ国600以上の都市や地域で、1,300カ所以上の空港ラウンジが利用できる海外空港ラウンジサービスを利用できます。

会員であれば、ラウンジでドリンクサービスやインターネットサービスが無料で利用できます。

しかしプライオリティ・パス会員カードは、楽天プレミアムカード会員のみが発行できるものなので、楽天ゴールドカード会員では発行できません。

海外への旅行や出張が多い方は、プライオリティ・パス会員カードを発行できる楽天プレミアムカードの方がお得です。

楽天ゴールドカードの損益分岐点は？

「損益分岐点」とは？

損益分岐点とは、管理会計上で用いられる概念です。売上高と費用の関係が等しくなることによって、損益がプラスでもマイナスでもなく、ゼロとなる状態を指します。

楽天カードで言うと、売上高は獲得したポイント、費用は年会費になります。

楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードは年会費がかかるため、誕生日特典で年会費分のポイントを獲得することができれば、損益分岐点に近づくことができます。

楽天ゴールドカードの損益分岐点は「16万5,000円」

楽天ゴールドカードの損益分岐点は16万5,000円であると考えられます。誕生月に楽天市場や楽天ブックスで16万5,000円以上利用できる方であれば、楽天ゴールドカードへの切り替えがおすすめです。

誕生月のポイント還元＋1倍の1,650ポイント、ETCカード代の550円分で楽天カード（一般）よりも合計2,200円お得になるからです。

誕生月ではなくても月20万円以上の買い物をする予定がある方は、楽天ゴールドカードを使う方が良いでしょう。

プレミアムカードの損益分岐点は「44万円」

楽天プレミアムカードと楽天ゴールドカードの通常還元率の楽天市場でのポイント獲得数から判断すると、楽天プレミアムカードの損益分岐点は44万円になります。

年間で44万円以上なので、楽天市場で毎月約36,700円分買い物をする方は楽天プレミアムカードが最もおすすめであると言えます。

しかし楽天プレミアムカードでは、楽天市場でのポイント還元率が5％以上になりますが、年会費が11,000円（税込）かかるので一概にお得とは言えません。

また楽天プレミアムカードを持ちたいけれど、少しでも損益分岐点を低くしたいという方は楽天市場コースを選びましょう。

楽天ゴールドカードの作り方「審査が厳しい」は嘘

楽天ゴールドカードの申し込み条件は、「学生を除く20歳以上であること」、「安定した収入があること」の2つです。

細かい審査の条件は明記されていませんが、一般的なゴールドカードに比べて年会費が安いことから、審査はあまり厳しくないと言えるでしょう。

「安定した収入があること」とありますが、基本的にゴールドカードを持つには年収300〜400万円が必要なので、少なくても年収200万円以上であると審査に通る可能性は高くなります。

また、過去のクレジットカード利用履歴などの申込者の信用情報も判断材料となるので、普段から料金を滞納することがないように気をつけましょう。

「流通系」カードのため、審査は厳しくない

クレジットカードは、「消費者金融系」「流通系」「信販系」「交通系」「銀行系」の5種類のジャンルに分けることができます。楽天ゴールドカードは「流通系」のクレジットカードに該当します。

また「流通系」のカードは主婦や若者などの比較的収入が低い層をターゲットにしている場合が多いため、審査難易度はあまり高くないと言えます。

ゴールドカードの中にはアルバイトやパートでは申し込みができないカード会社もありますが、楽天ゴールドカードなら申し込むことが可能です。

しかし年収や過去のカード履歴などで問題がある場合は審査に落ちてしまうこともあるので、申し込む前に見直しておきましょう。

新規発行の流れ

楽天カードはパソコンやスマートフォンから申し込むことができます。引き落とし口座は、インターネットでの申し込み時か後日郵送で登録できます。

引き落とし口座の登録が完了するまでの支払い方法は、銀行またはコンビニのみになります。

申し込みが完了すると「お申し込み受付のお知らせ」メールが届き、約1週間〜10日前後でカードが届きます。入会審査やカードの発行状況は、WEBページで24時間いつでも確認することができます。

カード発行において、申し込み状況によっては本人であることを特定する事項の確認が行われる場合があります。本人確認とは、氏名、住所、生年月日の相違や、有効期限のある本人確認資料が有効期限内であるかの簡単な確認です。

切り替えの流れ・インビテーションには特典がある場合も

別の種類の楽天カードに切り替えたい場合は、楽天e-NAVIから申し込むことができます。しかし、なかには別途電話で申し込みが必要なカードもあります。

またクレジットカードを切り替える際は、再度審査が行われます。楽天ゴールドカードへの切り替えは手数料無料で、審査時間は最短で1分で完了します。

楽天ポイントやクレジットカード利用代金の引き落とし銀行口座、楽天ETCカードは特に手続きをしなくても新しいクレジットカードに引き継がれます。

しかし楽天Edyの残高は引き継がれないため、クレジットカードを切り替える前に使い切っておきましょう。

楽天ゴールドカードの解約タイミングは契約月よりも前に

楽天ゴールドカードから楽天カード（一般）にダウングレードしたい場合は、楽天e-NAVIを通して切り替えることが可能ですが、他社のクレジットカードに乗り換える場合は解約しなければいけません。

楽天ゴールドカードを解約したい場合は、年会費がいつ請求されるかを理解しておく必要があります。なぜなら年会費は返金されないため、解約のタイミングによっては損をしてしまうからです。

楽天ゴールドカードの年会費は契約月に発生し、翌月に請求されます。したがって解約するのは、契約月より前にすることがおすすめです。

楽天ゴールドカードの支払い残金があると、カードを停止しても払い終わるまでは解約したことにならないので、解約前に支払いを全て終えておきましょう。

よくある質問

楽天ゴールドカードにオススメの人は？

楽天ゴールドカードの年会費は2,200円（税込）かかるので、楽天市場等で最低年間16万5,000円以上買い物をする方など、損益分岐点でお得な方におすすめです。

またトラベルデスクや国内空港のラウンジ（2回のみ）が無料で利用できるなどの特典に魅力を感じる方は、楽天ゴールドカードを持つと良いでしょう。

カードの利用頻度や用途によっては、年会費以上の恩恵が受けられず、結果的に損をしてしまうことになります。楽天ゴールドカードを申し込む際には、慎重に検討してから申し込むようにしましょう。

損益分岐点や特典内容で判断して申し込みましょう

楽天ゴールドカードは年会費がかかるものの、損益分岐点でお得な方や特典内容に魅力を感じる方にはおすすめのクレジットカードです。

また楽天ゴールドカードの申し込み条件や審査はそこまで厳しくないので、ゴールドカードとは言っても、気軽に申し込みしやすいカードです。

本記事でご紹介した楽天ゴールドカードのメリットとデメリットを理解した上で興味を持った方は、カードの発行を検討してみてください。