※当サイトでは、アフィリエイトプログラムを利用し、アコム、消費者金融、クレジットカードの企業から委託を受け広告収益を得て運用しております。
※この記事の詳細情報は作成時点のものです。最新情報は各機関公式サイトにてご確認ください
※掲載するサービスの利用を推奨するものではありません。金融商品取引法に基づく登録を受けていない海外所在業者にご注意ください。
AIを利用して最新の仮想通貨情報を提供するIntoTheBlock社は、シバイヌコインの保有者の約80%が含み損状態になっていることを伝えた。同社によると、99万1,440個のアドレスが含み損を抱えており、損失額は合計44億ドル(約6,000億円)になるという。
これは、非アクティブのアドレスにあるシバイヌコインの焼却量を差し引いた、アクティブなアドレスに存在する含み損の数字である。シバイヌコインは、現時点で「損失を出しているアドレス」「利益が出ているアドレス」の比率で6番目に悪い順位に位置している。
現在シバイヌコインの時価総額は51億9,000万ドル(約7,060億円)だが、そのうち利益が出ているのはたった6億6,840万ドル(約909億円)分である。含み損となっているアドレスの多くは、2023年2月〜5月上旬の間の価格帯である0.000009ドルから0.000014ドルで購入している。
出典:Trading View
これらの保有者はまだ日が浅く、長期ホルダーにはならない可能性がある。今後もシバイヌコインが直近4週間のように下がり投げ売りされれば、最後まで保有している人が一番の敗者となるかもしれない。
今週は20億SHIBがバーン(焼却)され、価格は2.36%上昇した。しかし強い下落トレンドは依然として続いており、焼け石に水のような状況である。まだ上昇につながる兆しは見えていない。
シバイヌコインはドージコインと同じく「ミームコイン(インターネット上のネタコイン)」として話題になった。イーロン・マスク氏がシバイヌコインに関するツイートをしたことで急騰し、2021年は1年間で50万倍の上昇を記録した。2021年の後半くらいから海外取引所でも取り扱いが始まったが、同年10月末の「0.09ドル」を最高値にして下落を続けている。
現在は話題に釣られて、直近の3ヶ月間で購入した人のほとんどが含み損を抱えている状況だ。「噂で買って事実で売る」という相場の格言にもあるように、話題になる前に仕込み、人々の注目を集めたところで売るのが投資の鉄則である。
シバイヌコインは、国内取引所ではビットポイントで購入できる。今購入を検討している人は、相場状況を確認しながら慎重に対応していきたい。
参考記事:u.today
執筆者
権田 翔一郎
Webライター