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XRP(リップル)は仮想通貨(暗号資産)の1つであり、世界中の仮想通貨取引所を通じて売買が行われています。XRPへの投資を考えるときは、基本的な特徴やメリット、注意点などを押さえておくことが大切です。
この記事を読めば、XRPの価格推移や今後の見通しなども把握できます。他の仮想通貨
との違いやおすすめの取引所なども含めて、詳しく解説します。
また、興味がある方は編集部が執筆したおすすめの仮想通貨取引所の記事もご確認ください。
目次
XRP(リップル)の基本情報
引用:ripple.com
通貨単位 | XRP |
---|---|
発行上限 | 1,000億枚 |
発行日 | 2012年 |
提唱者 | Ripple Inc. |
承認方式 | PoC |
公式サイト | https://ripple.com/ |
ホワイトペーパー | https://ripple.com/files/ripple_consensus_whitepaper.pdf |
XRPはアメリカに本拠を置くリップル社(Ripple Inc.)によって開発・発行されている仮想通貨です。特定の管理者を持たないビットコインとは異なり、リップル社が明確な管理者として存在しているという特徴を持ちます。
XRPはリップル社が開発したリップルネットワークを通じて、さまざまな国の法定通貨を仲介する「ブリッジ通貨」を目指しています。銀行間の国際送金を円滑にする仕組みとして期待されており、リップル社の発表ではすでに世界の300を超える金融機関がリップルネットワークに参加しているということです。
このように明確な管理者が存在している点や各国の銀行などと連携して開発が進められている点などから、XRPは他の仮想通貨と比較して中央集権的な仮想通貨といわれることがあります。ただし、それは必ずしも悪いことではなく、手数料の削減や決済時間の短縮などのメリットを生み出しているのです。
Proof of Consensus(PoC)
XRPの決済承認に利用されている方式はProof of Consensus(PoC)と呼ばれています。これはリップル社が認めている少数のValidator(バリデータ)と呼ばれる承認者による多数決によって取引の正当性を判断する仕組みです。
ビットコインの承認方式であるProof of Work(PoW)は、不特定多数のコンピューターによる処理を「競争」させることで取引の正当性を担保しています。そのため、膨大な時間やコストが発生してしまい、承認者の一部の法人に偏ってしまったり取引承認までの時間がかかってしまったりすることがあります。
PoCはPoWと比較すると、限られた少数の承認者によるシンプルな仕組みになっているため、低コストかつ短時間で取引を完了することが可能です。
参照:岡三オンライン「プルーフ・オブ・コンセンサス(PoC)」
IOU
IOUは「I Owe You(私はあなたに借りがある)」の略であり、簡単にいえば非公式の借用証明書です。XRPではIOUの発行を通じた取引により、手続きの簡略化を実現しています。
IOUを発行・管理する人物や企業は「ゲートウェイ」と呼ばれ、あるゲートウェイが発行したIOUは発行したゲートウェイに対してのみ効力を持ちます。IOUを通じた取引では、IOUに記載される数字の書き換えだけが行われ、XRPそのものが送金されることはありません。
これは「銀行口座の残高」と同じ仕組みです。口座残高に記された預金額は口座の持ち主が引き出し可能な資産ですが、実際の預金は銀行の金庫に預けられています。
銀行口座から別の銀行口座に送金する場合、銀行口座の残高が書き換えられるだけで、現金が減ることはありません。XRPのIOU取引も同様に、XRPを送金せずにIOUに記された残高の書き換えだけで完了します。
これによりXRPの送金時に発生する承認(トランザクション)の手間が省略されるため、コスト削減と送金時間の短縮を実現しています。
XRPの3つの特徴
XRPへの投資を考えるときは、基本的な特徴をまず理解しておくことが大切です。XRPには、以下の3つの特徴があります。
・XRPは中央機関がある仮想通貨
・XRPは発行上限に達している
それぞれの特徴について、詳しく解説します。
1.XRPは送金に特化した仮想通貨
XRPおよびリップルネットワークは、国際送金を極めて短時間で完了する仕組みとして注目されています。特に送金スピードに関してはPoCやIOUなどの仕組みにより、既存の国際送金システムであるSWIFTよりも遥かに速いものになるでしょう。
現在、主流とされる国際送金のSWIFTでは「コルレス銀行」と呼ばれる中継地点を通じた送金が行われています。場合によっては複数のコルレス銀行を経由しなければならず、送金が完了するまでに数日を要することも少なくありません。
しかし、XRPはそれ自体が「ブリッジ通貨」であり、各国の法定通貨と直接交換が可能です。そのため、リップルネットワークを利用する金融機関同士であれば国境を越えた送金であっても、数秒単位で送金が完了します。
リップル社の公式サイト
2.XRPは中央機関がある仮想通貨
多くの仮想通貨はビットコインのような「分散型」の仕組みを採用しています。不特定多数の承認者によって取引の正当性を担保することで、何者からも管理や支配を受けないことで信頼を保とうとしているわけです。
一方でXRPは開発元であるリップル社が管理する仮想通貨です。これは日本円と日本銀行の関係のようなものであり、リップル社はXRPを管理する中央機関となります。
そのため、XRPに対してリップル社が自社に有利な何らかの働きかけをする可能性を不安視する声もありました。ただし、XRPの取引承認を担うバリデータは、リップル社とは無関係の第三者へと順次拡大しています。
また、XRPがリップル社という中央機関を持つからこそ、既存の金融システムとの親和性が高いという評価もあります。開発方針を明確に示し、責任を持って運営するリップル社という中央機関があるからこそ、多くの金融機関と協調できているともいえるでしょう。
リップル社の公式サイト
3.XRPは発行上限に達している
XRPの発行上限は1,000億枚とされており、それらはすでに発行済みとなっています。つまり、今後XRPの総量は増えることがないため、需要が増えることで価格が上昇する可能性があるわけです。
また、XRPは取引を行うごとに発生する取引手数料を通じて少しずつ消滅する仕組みになっています。ビットコインの場合は取引手数料をマイニング(承認作業)の報酬として還元しているのに対し、XRPにはそのような仕組みがないため、手数料となったXRPは誰のものにもならずに消えてしまうからです。
XRPは将来的に総量が増えない仮想通貨なので、需要の増加と価格の上昇が連動しやすいという面があります。ただし、発行済みのXRPのうち、リップル社が保有するXRPが開放されることで市場への供給量が上がる場合がある点には注意しましょう。
リップル社の公式サイト
XRPのチャート
XRPの購入を検討する際は、過去の価格推移を把握しておくことが重要です。ここでは、チャートから読み解けるポイントを詳しく解説します。
XRPの価格推移
引用:CoinMarketCap
XRPの発行が行われたのは2012年ですが、価格は1円未満に留まる時期が長く続きました。大きな変化が訪れたのは2017年であり、いわゆる仮想通貨バブルの到来により、XRPも急激な値上がりを経験しています。
2018年1月には一時的に1XRP=340円を超えましたが、その後は急落します。その後、2018年中は1XRP=30~50円程の価格を維持してしましたが、2019年7月から再び価格が下落し始め、2020年3月には1XRP=15円を下回ります。
その後、再び仮想通貨に注目が集まり始めると次第に価格は上昇していき、2021年4月にはおよそ3年ぶりに1XRP=190円を超える高値をつけました。しかし、その後は下落し始め、2022年以降は1XRP=50~100円の間で上昇と下降を繰り返すようになりました。
そして、2023年1月からは1XRP=45円ほどで推移しています。
※インフォグラフィックスのイメージ
XRPは販売所・取引所で購入できる
XRPを購入する場合、仮想通貨取引所を利用する方法が一般的です。仮想通貨取引所で購入する場合、「販売所」と「取引所」の2つの方式から購入方法を選択することになります。
ただし、XRPを扱っている仮想通貨取引所でも「販売所」と「取引所」のどちらに対応しているかは仮想通貨取引所ごとに異なっているため注意が必要です。
・Coincheck(販売所のみ)
・SBI VCトレード(販売所と取引所)
・BITPOINT(販売所と取引所)
・DMM Bitcoin(販売所と取引所)
・GMOコイン(販売所と取引所)
仮想通貨の「販売所」と「取引所」の最も大きな相違点は、取引相手の違いにあります。「販売所」で取引する場合、取引相手は「販売所」です。
「販売所」で仮想通貨を売買する場合、売値および買値は販売所が指定したものになります。「販売所」が取引相手になるため、原則として売買が成立しないということがありません。
一方で「取引所」で取引する場合、売買の相手は別の利用者になります。「取引所」はあくまで取引の場を提供するだけであり、取引自体は利用者間で行われる仕組みです。
「取引所」で仮想通貨を売買する場合、売買の価格を利用者自身が決めることが可能です。反面、価格の条件が合わなければ取引自体がなかなか成立しない可能性もあります。
この違いはそれぞれにメリット・デメリットがあるため、それらをよく理解したうえで、自分にあった取引方法を選択することが重要になります。
簡単に取引したい人には販売所での購入がおすすめ
・売買がすぐに成立する
「販売所」で仮想通貨を売買する場合、取引相手は「販売所」になります。そのため、常に取引相手が存在している状態であり、素早く簡単に売買が成立する点が特徴です。
「取引所」で売買する場合に必要な各種条件の設定なども不要であり、販売所が提示する価格で購入あるいは売却したいと取引を申し込むだけで売買が完了します。そのため、初心者が仮想通貨取引を始める場合には、「販売所」を利用するほうがよいといえるでしょう。
ただし、デメリットとして取引の際に発生する手数料(スプレッド)が高く設定されているケースが多い点には注意が必要です。スプレッドとは購入価格と販売価格の価格差であり、これが実質的に「販売所」の得る手数料となります。
購入価格と販売価格の差が大きいと、売買を繰り返すほどに損をしてしまいます。そのため、短期的に売買を繰り返す予定がある場合、「販売所」を利用するデメリットのほうが大きくなるでしょう。
これらのメリット・デメリットを踏まえると、「販売所」はすぐにXRPを売買したい人や面倒な操作を避けたい人、長期的にXRPを保有したい人などに適した取引方法だといえます。
安く取引がしたい人には取引所での購入がおすすめ
・成行注文、指値注文ができる
・取引が成立しない可能性
・銘柄が少ない
「取引所」を利用する一番のメリットは、手数料(スプレッド)が少ないという点です。「取引所」における売買は、利用者同士による取引になります。
購入したい利用者と売却したい利用者の間で、価格の折り合いがつけば取引が成立する仕組みであるため、取引価格は利用者間の合意で決定します。もちろん、成立した価格から「取引所」は手数料を取りますが、それは「販売所」のスプレッドよりも少ない場合がほとんどです。
また、「取引所」における取引では「成行注文」と「指値注文」という2つの方法を選択できます。成行注文とは、注文を出した時点で最も有利な価格で取引を成立させるものです。
一方で指値注文では、成行注文よりもさらに有利な価格で取引を成立させたい場合に、購入あるいは売却したい価格を指定して注文を出す方法です。指定した価格で取引に応じてくれる別の利用者が現れた場合のみ取引が成立するため、成行注文よりも安く購入あるいは高く売却できる可能性があります。
ただし、「取引所」における売買は必ず取引相手が現れるとは限らないという点に注意が必要です。たとえば指値注文で売却価格を高額に設定したとしても、その価格で取引に応じてくれる相手が現れない限り、いつまでも取引は成立しません。
成行注文の場合はそうしたリスクは低いですが、それでも購入者からの注文が全くなければ売却は不可能ですし、逆に売却したい人がいなければ購入できません。「取引所」における売買は他の利用者の思惑が大きく影響するため、「販売所」のように気軽に取引を行うのは難しいでしょう。
そのため、「取引所」の利用に向いているのは少しでも有利な価格で取引をしたい人や指値注文と成行注文を使い分ける知識がある人など、ある程度仮想通貨の取引に慣れた人だといえます。
XRPの4つのメリット
引用:ripple.com
XRPの基本的な特徴を理解したら、どのようなメリットを備えているのかも把握しておきましょう。XRPの主なメリットとして、次の4点があげられます。
・世界各国の金融機関との提携で安心感が持てる
・実用化に向けた取り組みが進められている
・送金が数秒で終わる
それぞれのメリットについて、ポイントを解説します。
1.コスト削減できるブリッジ通貨で送金可能
XRPとリップルネットワークは、将来の国際送金システムにおいて、大きな役割を果たすことを期待されています。これまでの国際送金システムでは、コルレス銀行と呼ばれる仲介役を通じた方式が採用されていたため、高い手数料と長い時間を必要としていました。
XRPはリップルネットワークに参加する金融機関が、自国の法定通貨をXRPと交換し、そのXRPを送金先の金融機関の法定通貨に変えるだけで送金が完了します。そのため、手数料を大幅に下げることができ、送金までの時間も数秒単位に短縮することが可能になります。
各国の法定通貨同士の橋渡し役になるという意味で、XRPは「ブリッジ通貨」と呼ばれることもあります。
参照:BitPoint
2.世界各国の金融機関との提携で安心感が持てる
国境を越えた送金システムを実現しているという意味では、ビットコインを含めた他の仮想通貨にも同様のことがいえるでしょう。しかし、XRPを利用した国際送金システムには、世界各国の金融機関が注目しており、すでに参加している銀行なども多くあります。
その1つの要因としては、XRPがリップル社という中央機関を持つことで、安心して提携ができるという点があるといえわれています。
・タイ銀行
・バンク・オブ・アメリカ
・オーストラリア・ニュージーランド銀行
・ブラデスコ銀行
・SBIホールディングス
・三菱UFJ銀行
・みずほフィナンシャルグループ
3.実用化に向けた取り組みが進められている
XRPは実用化に向けた取り組みが具体的に進んでいる数少ない仮想通貨でもあります。いわゆる仮想通貨と呼ばれるもののなかには、期待感ばかりが先行し価格こそ上昇するものの、現実社会における利用や普及がなかなか進まないものも少なくありません。
しかし、XRPとリップルネットワークには多くの金融機関や企業が参加し、自社のビジネスに導入するための研究を進めています。特にアジア圏では普及が進んでいるといわれており、今後XRPが送金市場においてさらに活躍を見せる可能性は十分にあるでしょう。
4.送金が数秒で終わる
現在の国際送金システムSWIFTでは、コルレス銀行と呼ばれる中継役の金融機関が必要とされています。コルレス銀行は1つで済む場合もありますが、送金元と送金先によっては複数のコルレス銀行を経由しなければいけないケースもあります。
そして、それぞれのコルレス銀行で送金の手続きが行われるため、手数料が増えていくだけでなく、送金完了までの時間も延びてしまいます。またコルレス銀行にも休業日があり、その間は送金手続きが進まないため、ますます送金までの時間がかかってしまうのです。
XRPを利用した送金の場合は、コルレス銀行のような中継役は必要ありません。送金元の法定通貨をXRPに変え、それを送金先の法定通貨と交換すれば送金が完了します。
そのため、SWIFTでは数日ほど必要だった送金時間が、わずか数秒で終わるようになります。
XRPの3つのデメリット
XRPには多くのメリットがある一方で、気をつけておきたいデメリットもあります。主なデメリットとしては、以下の3点があげられます。
・国際送金システムのシェアに勝てない可能性あり
・シェア率の拡大と価値上昇が比例しない可能性がある
それぞれのデメリットについて、気をつけておきたいポイントを紹介します。
1.裁判に負ける可能性がある
リップル社はXRPの取引について米国のSEC(証券取引委員会)から訴えられています。これはXRPの取引が「未登録有価証券の販売である」という訴訟であり、もし裁判によってXRPが有価証券として判断された場合、これまでのように仮想通貨取引所で取引できなくなる可能性があります。
リップル社が特に不利であるという情報はありませんが、裁判で負けてしまう可能性は否定できません。2023年3月以降に判決が出るという予測もあるため、購入を検討する場合は裁判の行方にも注目する必要があるでしょう。
参照:coindesk
2.国際送金システムのシェアに勝てない可能性あり
XRPが目指す国際送金システムとしての地位は、現在SWIFTと呼ばれるシステムが大きなシェアを握っています。コルレス銀行を仲介する仕組みはコストが高く、送金に時間がかかるというデメリットはありますが、すでに確立したシステムであるという点は軽視できません。
また、SWIFT自体も新しいシステムを導入することで送金時間を大幅に短縮させるなど、改善を続けています。XRPが本当の意味で成功し、大きな価値を持つかどうかは、国際送金システムでどれだけシェアを得られるかに左右されるでしょう。
しかし、現状ではXRPとリップルネットワークがSWIFTに必ず勝利すると言い切ることはできません。
3.シェア率の拡大と価値上昇が比例しない可能性がある
XRPを利用する人が増えても、XRPそのものの価値が上がっていくとは限りません。一般的には、利用者が多ければ仮想通貨に対する需要は高まるので、価格が上昇する可能性はあるでしょう。
しかし、XRPが送金手段として使われることはあっても、送金という目的を達した後はすぐにXRPを手放すユーザーが多いことも予想されます。そのため、XRPそのものの普及率が上がったとしても、必ずしも価格が上がる保証はないといえます。
仮想通貨はXRPの他にもある!主要仮想通貨銘柄比較
XRPは多くの可能性を秘めていますが、他の仮想通貨についても理解を深めておきましょう。主な仮想通貨としては、以下のものがあげられます。
・イーサリアム
・ビットコインキャッシュ
・ライトコイン
・ネム
・アイオーエスティー
・エンジンコイン
各仮想通貨の特徴などを解説します。
ビットコイン
引用:Bitcoin公式サイト
・分散型台帳(ブロックチェーン)による非中央集権
・決済通貨や送金手段として実用され始めている
ビットコインの概要
発行枚数 |
2,100万枚 |
---|---|
通貨単位 |
BTC |
時価総額ランキング |
1位(2023年1月10日) |
最高額 |
約740万円(2021年11月11日) |
発行開始日 |
2009年1月3日 |
取り扱っている仮想通貨取引所 |
・DMM Bitcoin ・GMOコイン ・bitFlyer ・コインチェック ・bitbank |
※価格はCoinMarketCapを参照
ビットコインは世界で最初に作られた仮想通貨です。最も有名な仮想通貨でもあり、時価総額においても最大を誇っています。
ブロックチェーン技術を利用した分散型台帳による管理を行うことで、特定の管理者に依存しない非中央集権的な仮想通貨として普及しました。ブロックチェーンとは取引データをブロックとしてまとめ、それを鎖状につないで管理する仕組みです。
そして、この取引データの承認を不特定多数のコンピューターによる競争で行うことで、特定の管理者がいなくてもデータの改ざんなどを防ぐことを可能にしています。そのため、円やドルといった法定通貨とは異なり、政府や中央銀行に縛られることなく世界共通で利用できる通貨として国際的な取引や送金手段として利用されています。
また、取引データの承認の計算に協力することを「マイニング」と呼び、マイニングに成功するとビットコインが付与されるというシステムから、世界中のあらゆる人や企業がマイニングに参加するようになりました。そして、マイニングに参加するコンピューターが増えるほど、ビットコインの信頼性はさらに高まるようになります。
現在では日本国内においてもビットコインによる決済を認めている店舗もあるため、今後は日常生活のなかでも利用される機会が増える可能性は十分にあります。ほとんどの仮想通貨取引所でビットコインは取り扱われているため、仮想通貨取引に興味がある人は、まずビットコインの取引から始めるというケースも多いようです。
イーサリアム
引用:Ethereum公式サイト
・スマートコントラクト(自動契約技術)の実装
・NFT分野で注目される
イーサリアムの概要
発行枚数 |
上限なし |
---|---|
通貨単位 |
ETH |
時価総額ランキング |
2位(2023年1月10日) |
最高額 |
約53万円(2021年11月14日) |
発行開始日 |
2015年7月30日 |
取り扱っている仮想通貨取引所 |
・DMM Bitcoin ・GMOコイン ・bitFlyer ・コインチェック ・bitbank |
※価格はCoinMarketCapを参照。
イーサリアムはブロックチェーン技術を利用したアプリケーション開発プラットフォームであり、そのプラットフォーム上で取引される仮想通貨(トークン)がETHです。ブロックチェーン技術により作られる分散型アプリケーション(dApps)は特定のサーバーで管理されるのではなく、不特定多数のコンピューターにより管理されるため、誰かが勝手にデータを改ざんすることが非常に難しいといえわれています。
また、イーサリアム(ETH)の大きな特徴として、スマートコントラクト機能が備わっている点があげられます。通常の契約においては、たとえば契約者の一方が契約不履行を起こした場合、司法などの第三者による裁定を求めることができます。
しかし、ネット上の契約は相手の素性などが曖昧である場合があり、支払いを済ませた後に一方的に契約を破棄されると第三者による裁定を望むことも難しいケースもあります。スマートコントラクトは一方が契約を履行すると、自動的に取引が決済される仕組みのため、相手の素性が不明な契約に正しく履行されようになっています。
最近ではイーサリアムのシステムを利用したNFT(Non-Fungible Token)にも注目が集まり始めています。NFTは「代替不可能なトークン」を指します。
これまでデジタルデータとして描かれたイラストなどは、いくらでも複製が可能であるため、データを所有することに特別な価値はありませんでした。ところが、NFTとしてイーサリアム上で取引されるイラストであれば、そのデータの取引データが改ざんできないものとして残ります。
そのためNFTとして購入したイラストについて、購入者は「所有権」を主張したり作品が本物であることを証明したりすることが可能になります。複製が簡単だったために大きな価値を持ちにくかったデジタルデータが、唯一無二のものとして証明できるようになることで新しいアートの形として注目されているのです。
ビットコインキャッシュ
引用:BitcoinCash公式サイト
・ビットコインの機能を上回っている
・決済通貨として導入している店舗もある
ビットコインキャッシュの概要
発行枚数 |
2,100万枚 |
---|---|
通貨単位 |
BHC |
時価総額ランキング |
26位(2023年1月10日) |
最高額 |
約32万円(2017年12月28日) |
発行開始日 |
2017年8月1日 |
取り扱っている仮想通貨取引所 |
・DMM Bitcoin ・GMOコイン ・bitFlyer ・コインチェック |
※価格はCoinMarketCapを参照。
ビットコインキャッシュはハードウォークによって、ビットコインから派生した仮想通貨です。ビットコインの取引数が多くなったことで承認までに時間がかかるといったスケーラビティ問題が起こったことから、誕生した仮想通貨だといえます。
そうした経緯によって生まれた仮想通貨であるため、ビットコインよりも機能面で上回っており、それまで以上にスムーズな処理が行えるようになりました。ビットコインキャッシュを決済手段として導入する店舗が増えており、今後の需要が高まっていけば価格の上昇も期待できるといえるでしょう。
また、ビットコインキャッシュからはビットコインサトシビジョンという仮想通貨が分岐しています。いずれの仮想通貨もブロックチェーン技術を利用するなどの共通点は見られるため、各コインの特徴を把握したうえで取引を行ってみましょう。
ライトコイン
引用:Litecoin公式サイト
・ビットコインよりも安い手数料での決済が可能
・ペイパルに決済手段として導入されている
ライトコインの概要
発行枚数 |
8,400万枚 |
---|---|
通貨単位 |
LTC |
時価総額ランキング |
13位(2023年1月10日) |
最高額 |
約4万円(2017年12月20日) |
発行開始日 |
2011年10月 |
取り扱っている仮想通貨取引所 |
・DMM Bitcoin ・GMOコイン ・bitFlyer ・コインチェック ・bitbank |
※価格はCoinMarketCapを参照。
ライトコインは数ある仮想通貨のなかでも、発行された時期が古く、認知度のある仮想通貨です。Googleの元社員が公開した仮想通貨として注目を集めました。
ビットコインよりも承認スピードが速く、さらに安い手数料で決済が行えるのが大きな特徴です。大手決済サービスであるペイパルが導入したことによって、ライトコインに対する注目度が上がっています。
ネム
引用:NEM公式サイト
・独自のトークンを発行できる
・機能面でのアップデートが行われている
ネムの概要
発行枚数 |
89億9999万9999枚 |
---|---|
通貨単位 |
XEM |
時価総額ランキング |
96位(2023年1月10日) |
最高額 |
約187円(2018年1月7日) |
発行開始日 |
2015年3月 |
取り扱っている仮想通貨取引所 |
・DMMビットコイン(レバレッジ取引のみ) ・GMOコイン ・bitFlyer ・コインチェック |
※価格はCoinMarketCapを参照。
ネムはEigenTrustを採用しているため、数ある仮想通貨のなかでもセキュリティが高いのが特徴です。ブロックチェーン上に独自のトークンを発行できることから注目されており、ネムの独自技術である「mijin」は物流や医療などの分野で活用されています。
ネムは頻繁にアップデートが繰り返されており、2020年1月の大型アップデートでは新たなブランドとして「シンボル(XYM)」が発表されました。仮想通貨取引所を通じて、ネムの保有者に付与されたことで話題となりました。
決済通貨として利用している店舗もあり、処理速度などが改善されているので、今後も注目度が高い仮想通貨だといえるでしょう。
アイオーエスティー
引用:IOST公式サイト
・決済スピードはクレジットカードの2倍の処理速度
・dAppsを構築するプラットフォームとして注目されている
アイオーエスティーの概要
発行枚数 |
900億枚 |
---|---|
通貨単位 |
IOST |
時価総額ランキング |
144位(2023年1月10日) |
最高額 |
約13円(2018年1月25日) |
発行開始日 |
2019年2月25日 |
取り扱っている仮想通貨取引所 |
・コインチェック |
※価格はCoinMarketCapを参照。
アイオーエスティーはシンガポールにあるIOST財団によって発行された仮想通貨です。ブロックチェーン技術を利用しており、送金や決済のスピードが速いのが特徴としてあげられます。
決済処理の速度はクレジットカードの2倍であるため、今後多くの場所で利用されることが期待されています。国内においてはコインチェックのみ取り扱っていますが、利用範囲が広がっていくことで、他の仮想通貨取引所でも取り扱いが行われる可能性があります。
エンジンコイン
引用:エンジンコイン公式サイト
・eスポーツの人気の高まりとともに注目されている
・多くのオンラインゲームでエンジンコインは利用されている
エンジンコインの概要
発行枚数 |
10億枚 |
---|---|
通貨単位 |
ENJ |
時価総額ランキング |
93位(2023年1月10日) |
最高額 |
約241円(2021年11月25日) |
発行開始日 |
2017年11月 |
取り扱っている仮想通貨取引所 |
・GMOコイン ・コインチェック ・DMM Bitcoin |
※価格はCoinMarketCapを参照。
エンジンコインの特徴としてあげられるのは、オンラインゲームで利用できる仮想通貨だという点です。プロゲーマーから注目されたことで世間に認知され、すでに多くのオンラインゲームで利用されています。
エンジンコインは非代替性トークン(NFT)の作成ができるため、オンラインゲーム内で使用するキャラクターやアイテムなどと交換ができます。マイクロソフトやサムスンといった大企業との提携などによって、次第に注目度が高くなっている仮想通貨です。
XRPを主要通貨と比較
XRPの特徴をより深く理解するには、他の主要通貨と比較することが大切です。各通貨との違いを把握することで、XRPが持っている優れた点に気づきやすくなるでしょう。
XRPと各主要通貨を比較したときのポイントを解説します。
XRPをビットコインと比較
引用:DMM Bitcoin
|
ビットコイン | XRP |
---|---|---|
発行枚数 |
2,100万枚 | 1,000億枚 |
通貨単位 |
BTC | XRP |
時価総額ランキング | 1位(2023年1月10日) |
6位 |
最高額 | 約740万円(2021年11月11日) |
約341円(2018年1月6日) |
発行開始日 | 2009年1月3日 |
2012年 |
・リップル社が運営している
・金融機関などとの連携が多い
ビットコインとXRPを比較した場合、まずXRPは1枚あたりの取得単価が低いといった点があげられます。仮想通貨取引所や販売所においては、金額ベースで仮想通貨を取得するができますが、1枚単位で見たときにはビットコインを購入するにはまとまった資金が必要です。
また、XRPはリップル社が発行母体となっているため、常に情報発信を行っています。非中央集権的なビットコインとは性質が異なりますが、XRPの近況について公式アナウンスがあるのは安心感につながっているでしょう。
そして、XRPはさまざまな金融機関などと連携をしています。日本においてはSBIホールディングスが中心となり、XRPの利用促進に向けた動きが活発化しているといえるでしょう。
XRPをイーサリアムと比較
引用:Coincheck
|
イーサリアム | XRP |
---|---|---|
発行枚数 |
上限なし | 1,000億枚 |
通貨単位 |
ETH | XRP |
時価総額ランキング | 2位(2023年1月10日) |
6位 |
最高額 | 約53万円(2021年11月14日) |
約341円(2018年1月6日) |
発行開始日 | 2015年7月30日 |
2012年 |
・発行枚数に上限があるので希少性がある
・リップル社が運営している
XRPはイーサリアムとは異なり、少額からの投資が可能です。初めて仮想通貨取引を行う方にとって、手を出しやすい金額の仮想通貨だといえます。
また、XRPは発行枚数に上限があるため、将来的に希少性が高まる可能性があります。発行枚数に上限のないイーサリアムと異なり、流通量に限りがあるといった違いが見られます。
そして、XRPの場合はリップル社が実質的な運営元となっているので、最新情報などを入手しやすいといった利点があります。公式アナウンスなどを参考にして、投資判断を決めやすいでしょう。
仮想通貨取引所の選び方
XRPをはじめ、仮想通貨の投資をスムーズに進めるには、仮想通貨取引所の選び方が重要なポイントになります。選び方として気をつけておきたい点として、次の部分があげられます。
・セキュリティ面で選ぶ
・取引手数料で選ぶ
・入出金手数料で選ぶ
・レバレッジ取引の有無で選ぶ
・おすすめの仮想通貨取引所で選ぶ
選び方のポイントについて、それぞれ解説します。
1.扱いやすさで選ぶ
引用:GMOコイン
仮想通貨取引所によって、取引ツールやアプリの仕様は異なるため、使いやすいツールを提供しているところを選んでみましょう。特にスマートフォンでの取引を中心に考えられている人は、実際にアプリの操作性を確かめておくほうが無難です。
パソコンでの取引をメインで考えている人は、チャート分析の機能が充実しているかなどをチェックしておきましょう。仮想通貨の取引は相場状況によっては、値動きが大きくなることがあるため、すぐに相場をチェックできる取引ツールだと投資判断を行いやすくなります。
それぞれの仮想通貨取引所が提供している取引ツールやアプリを比較しながら、自分に合ったものを選んでみましょう。
また、興味がある方は編集部が執筆した仮想通貨とは 初心者の記事もご確認ください。
2.セキュリティ面で選ぶ
仮想通貨の取引においては、セキュリティがしっかりしているかは重要な要素です。大事なポイントしては、顧客資産を分別管理しているかやコールドウォレットを利用しているかといった点があげられます。
仮想通貨取引所を運営する会社の資産と顧客資産を切り離して管理していれば、取引所にハッキングの被害があったり、倒産したりしても顧客資産は守られます。また、コールドウォレットに関してはオフラインで顧客資産を管理するので、ハッキングによる危険性を心配する必要がなくなります。
仮想通貨取引所を選ぶ際は、顧客目線に立ってしっかりと安全対策を施しているかをチェックしてみましょう。
3.取引手数料で選ぶ
引用:bitFlyer
仮想通貨の取引においては、取引手数料がかかります。厳密には販売所では現物取引でのやりとりとなるので取引手数料はかかりませんが、買値と売値の差であるスプレッドは発生します。
頻繁に仮想通貨の取引を行う人ほど、スプレッドが狭い販売所や仮想通貨取引所を選んでみましょう。また、口座開設手数料や日本円の入出金手数料、仮想通貨の入庫・出庫手数料がかかる場合もあります。
仮想通貨取引所によって、手数料の有無は異なるので、料金設定がどのようになっているかを事前に確認しておきましょう。
また、興味がある方は編集部が執筆した仮想通貨取引所の手数料の記事もご確認ください。
4.入出金手数料で選ぶ
仮想通貨取引所によっては、入金や出金、送金のたびに手数料がかかる場合があります。入出金手数料が無料の取引所もあるので、サービス内容などを含めて判断しましょう。
また、手数料がかかる場合はできるだけまとめて、入金や出金を行うほうが手数料を節約できます。自分のトレードスタイルと照らし合わせて、手数料の負担が少ない取引所を選んでみましょう。
5.レバレッジ取引の有無で選ぶ
引用:SBI VC トレード
仮想通貨に関するサービスは現物取引の他に、レバレッジ取引や仮想通貨の積立、仮想通貨を貸し出すものなどがあげられます。レバレッジ取引を利用すれば、少ない投資資金でも大きな取引が行えるので、積極的に利益を狙うことができるでしょう。
何倍のレバレッジがかけられるかは、仮想通貨取引所によって取り扱いが異なるので、口座を開設する前によくチェックしておきましょう。また、仮想通貨を毎月決められたタイミングで積み立てていくサービスを展開しているところもあります。
コツコツと積み立てていくことで、購入のタイミングをずらすことができ、リスクの分散につながるはずです。さらに、保有している仮想通貨を取引所に貸し出して、利息を受け取れるサービスを展開しているところもあります。
また、興味がある方は編集部が執筆した仮想通貨 レバレッジの記事もご確認ください。
6.おすすめの仮想通貨取引所で選ぶ
おすすめの仮想通貨取引所としては、業界大手のbitFlyerがあげられます。XRPやビットコインなど、主要な仮想通貨18銘柄を1円から取引することが可能です。
販売所での売買手数料が無料で、住信SBIネット銀行を利用する場合は入金手数料がかかりません。また、強固なセキュリティ対策を施しており、7年以上ハッキングの被害に遭っていない点も大きな特徴だといえるでしょう。
取引ツールやスマホアプリは初めてでも使いやすいように設計されているので、投資情報のチェックや注文をスムーズに行えます。また、仮想通貨を一定のペースで積み立てられるサービスなども展開しており、ユーザー目線に立った運営を行っている仮想通貨取引所なので、安心して利用ができるでしょう。
また、興味がある方は編集部が執筆したビットフライヤーの記事もご確認ください。
XRPを取り扱っている仮想通貨取引所比較7選
XRPは数多くの仮想通貨取引所で取り扱いが行われています。主な仮想通貨取引所についてまとめると、次のとおりです。
bitFlyer |
コインチェック | Bitbank | GMOコイン | DMM Bitcoin | BITPoint |
SBI VCトレード |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|
販売所と取引所での取引の有無 |
販売所と取引所の両方で取引が可能 |
販売所のみ | 販売所と取引所の両方で取引が可能 | 販売所と取引所の両方で取引が可能 | 販売所と取引所の両方で取引が可能 | 販売所と取引所の両方で取引が可能 | 販売所と取引所の両方で取引が可能 |
取引手数料 |
無料 |
無料 | メイカー: -0.02% テイカー: 0.12% (一部銘柄を除く) |
・販売所での取引、取引所でのレバレッジ取引は無料 | 無料(BitMatch注文の場合は取引手数料がかかる) | 無料(現物取引) |
無料 |
取扱銘柄数 |
18銘柄 |
19銘柄 | 29銘柄 | 〇
23銘柄 |
◎
26銘柄 |
15銘柄 |
20銘柄 |
最低取引金額 |
1円 |
500円 | 1円 | 500円 | 1円 | 500円 |
1コイン |
入金手数料 |
・住信SBIネット銀行からのクイック入金は無料 ・住信SBIネット銀行以外からのクイック入金は1件あたり330円(税込) |
・銀行振込は無料
・コンビニ入金は3万円未満で770円(税込)、3万円以上30万円以下で1,018円(税込) ・クイック入金は3万円未満で770円(税込)、3万円以上50万円未満で1,018円(税込) |
無料 | 即時入金は無料 | クイック入金は無料、振込入金は無料(銀行手数料は利用者負担) | ・即時入金サービスは無料
・銀行振込の手数料は利用者が負担 |
無料 |
出金手数料 |
・三井住友銀行への出金 3万円未満は220円(税込)、3万円以上は440円(税込) ・三井住友銀行以外への出金 3万円未満は550円(税込)、3万円以上は770円(税込) |
407円(税込) | 3万円未満は550円(税込)、3万円以上は770円(税込) | 無料(大口出金税込400円) | 無料 | 銀行振込の手数料は利用者が負担 |
無料 |
各取引所の特徴などを解説します。
bitFlyer
出典:bitFlyer(ビットフライヤー)
・強固なセキュリティを実現
・18種類の仮想通貨を1円から売買できる
各種手数料が無料
bitFlyerでは、販売所の売買手数料や口座の維持管理手数料などは無料となっています。日本円の入出金手数料については、住信SBIネット銀行からクイック入金を行う場合は無料です。
また、ビットコインFXの取引手数料や三井住友銀行からの振込手数料なども無料となっています。手数料が無料となっているものが多いので、取引コストを抑えて投資を行いたい人におすすめです。
強固なセキュリティを実現
bitFlyerは強固なセキュリティを構築しており、7年以上にわたってハッキングが起こっていません。アカウントの登録やログイン時のセキュリティ対策を徹底している一方で、オンラインで本人確認が行えるなどユーザーの利便性も考えられています。
また、顧客資産を安全に管理するため、コールドウォレットを採用しているのも安心です。オフラインで顧客資産を管理しており、さらに24時間監視システムによって強固なセキュリティを施しています。
加えて、会社資産と顧客資産を分別管理しているので、bitFlyerに万が一のことがあっても顧客資産は守られる仕組みです。他にも、ハッキング対策を外部機関と連携して行っていたり、フィッシングメール対策を施していたりします。
ユーザーに安心して仮想通貨の取引を行ってもらう環境整備に努めているといえるでしょう。
18種類の仮想通貨を1円から売買できる
bitFlyerでは、XRPやビットコインなど18種類の仮想通貨を1円から売買することが可能です。通常の仮想通貨の売買だけでなく、積立投資やTポイントをビットコインに交換できるサービスなども展開しています。
「かんたん積立」を活用すれば、1円単位で好きな仮想通貨を自動積立することができます。積立頻度は毎日1回~毎月1回までを選択でき、最短で翌日から積立を始められます。
購入のタイミングを分散させることによって、価格変動へのリスクを軽減できます。仮想通貨は値動きが激しい金融商品であるため、リスクを分散させることはとても重要です。また、「bitFlyer クレカ」を利用すればカード決済をすることで、利用額に応じて0.5~1.0%相当のビットコインがキャッシュバックされます。
さらに、手元にあるTポイントをビットコインに交換できるサービスなども展開しているので、お得に仮想通貨取引を始められるでしょう。
bitFlyer Credit Card | |
---|---|
申し込み資格 | 20歳以上 bitFlyerのアカウントをお持ちの方 |
年会費 | 無料 |
国際ブランド | Mastercard |
ポイント還元率 | 0.50% |
付帯保険 | - |
申し込み方法 | Web申込み |
なし
bitFlyerの公式サイトはこちら
コインチェック
・ビットコインの取引手数料が無料
・500円からビットコインを購入できる
アプリの使いやすさに定評がある
コインチェックの大きな特徴として、スマホアプリの使いやすさがあげられます。初めて利用する際も、感覚的な操作が可能であり、チャートとレートが一体となった画面は無駄な要素がありません。
1つの画面で値動きのチェックから売買までが行えるので、素早く投資判断が行えます。情報はリアルタイムで更新されますし、アプリの立ち上がりやページの遷移もスムーズです。
仮想通貨の取引でストレスを感じたくない人は、コインチェックのスマホアプリを利用してみましょう。
ビットコインの取引手数料が無料
引用:Coincheck
コインチェックはビットコインをはじめとした仮想通貨の取引手数料が無料です。わずかな手数料でも取引回数が多ければ、それなりの負担となってしまうので、無料であるメリットは大きいといえるでしょう。
仮想通貨の取引において、できるだけコストを抑えたい人におすすめです。コインチェックでは最短その日から取引を始めることもできるので、スムーズな取引を行うことができます。
500円からビットコインを購入できる
コインチェックでは500円からビットコインを購入することが可能です。仮想通貨に興味はあっても、まとまった資金を用意するのが難しいという人にとって、コインチェックは利用しやすい仮想通貨取引所だといえるでしょう。
まずは少額からでも仮想通貨の取引を始めてみると、相場の動きやアプリの操作性などを自分の目で確かめることができます。コインチェックでは積立投資も行えるので、リスクを減らしながら、コツコツと資産を築いていきたい人におすすめです。
Coincheck(コインチェック) | |
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代表的な銘柄 | BTC、XRP、ETHなど |
取引通貨数 | 23種類 |
レバレッジ取引 | 信用取引:- 先物取引:- FX取引:- |
開催中のキャンペーン・特典
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合計3万円以上のFNCTをご購入いただいた方の中から抽選で100名様に1万円相当のFNCTが当たる
※期間:2023年4月17日〜2023年5月17日
また、興味がある方は編集部が執筆したCoincheckの記事もご確認ください。
bitbank
・セキュリティ対策に力を入れている
・豊富な機能を搭載したアプリを提供している
29銘柄の取引が可能
引用:bitbank
Bitbankは国内でも有数の取引量を持っているため、仮想通貨の売買がスムーズに行えます。取り扱っている仮想通貨は29銘柄となっており、ビットコインやXRPなどさまざまな仮想通貨の取引が可能です。
多くの銘柄を取り扱っている仮想通貨取引所であれば、相場状況に応じて取引の幅を広げられるでしょう。XRP以外の仮想通貨に興味がある人におすすめの取引所です。
セキュリティ対策に力を入れている
bitbankはセキュリティ対策に力を入れており、顧客資産はコールドウォレットで管理しています。マルチシグでハッキング対策も行っているため、取引の安全性が確保されているといえるでしょう。
仮想通貨取引所を選ぶときは、セキュリティ対策にどの程度力を入れているかは大事なポイントです。多くの利用者がいるbitbankだからこそ、ユーザーの目線に立った取り組みを行っているといえます。
豊富な機能を搭載したアプリを提供している
bitbankの取引ツールは、利便性と機能性を兼ね備えています。チャートの情報は24時間365日、リアルタイムで更新されており、60種類を超えるテクニカル分析を行えるので、本格的なトレードを行うときにも役立つでしょう。
スマホアプリはシンプルな設計となっており、チャートやレートの動きを1つの画面で確認できます。相場の動きをチェックしつつ、そのまま注文が行えるので取引の手間がかかりません。
投資初心者から上級者まで満足できる取引ツールを提供しているので、ストレスなく取引を行えます。
bitbank(ビットバンク) | |
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代表的な銘柄 | BTC、ETH、XRPなど |
取引通貨数 | 29種類 |
レバレッジ取引 | 信用取引:- 先物取引:- FX取引:- |
GMOコイン
・取引スタイルに合わせてさまざまな取引ができる
・取引ツールが使いやすい
最短10分で取引が始められる
引用:GMOコイン
GMOコインなら、最短10分で口座開設が行えるので、すぐに取引を始められます。口座開設の手続きは簡単で、アカウントを作成して必要事項を入力した後、本人確認書類を提出します。
送られてきた口座開設コードを入力すれば、口座が開設されるので取引を始めることが可能です。ビットコインやXRPなど23銘柄を取り扱っており、即時入金手数料や出金手数料が無料なので、使いやすさを実感できるでしょう。
取引スタイルに合わせてさまざまな取引ができる
GMOコインでは、取引スタイルに合わせて販売所や取引所での仮想通貨の売買、積立投資などに対応しています。取引画面は見やすく設計されているので、売買のタイミングを逃しません。
レバレッジ取引も口座開設と同時に取引ができ、土日の取引にも対応しているため、ライフスタイルに応じた取引を行えます。また、思うように取引をする時間がない人は、仮想通貨を500円から自動で積み立てられるサービスも提供されています。
取引を行う手間や時間が省けるだけでなく、購入のタイミングをずらすことによってリスクの分散にもつなげられるでしょう。
取引ツールが使いやすい
GMOコインの取引ツールは、シンプルに取引が行える「ノーマルモード」と高機能なチャートなどを備えた「トレーダーモード」に切り替えることが可能です。自分の取引スタイルに合わせた使い方ができるので便利さを感じられるでしょう。
また、PC専用のツールは取引所での取引に特化した仕様となっています。1つの画面で取引が完結できる設計となっており、板・高機能チャート・歩み値・注文などの機能をすべて備えているため、スムーズな取引を行えます。
GMOコイン | |
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代表的な銘柄 | BTC、ETH、BCHなど |
取引通貨数 | 23種類 |
レバレッジ取引 | 信用取引:最大-倍 先物取引:最大-倍 FX取引:最大2倍 |
DMM Bitcoin
出典:DMM Bitcoin
・使いやすい高機能な取引ツールがそろっている
・土日祝を含めた365日対応サポート
取り扱っている銘柄数が豊富
引用:DMM Bitcoin
DMM Bitcoinでは、ビットコインやXRPなどの仮想通貨を26種類取り扱っています。現物取引だけでなく、レバレッジ取引も可能であるため、相場状況に合わせた取引を行えるでしょう。
取り扱っている銘柄数が多ければ、その分だけ取引量も多くなるので、いつでも好きなときに仮想通貨の売買が行えます。XRP以外にも取引を考えられている人は、DMM Bitcoinに口座を開いておくと便利でしょう。
使いやすい高機能な取引ツールがそろっている
DMM Bitcoinは操作性の高いスマホアプリや取引ツールを用意しています。スマホアプリは取引モードの切り替えが可能なので、取引スタイルに合わせた使い方が可能です。
「STモード」ではシンプルな画面で取引や資産管理が行えるので、投資初心者におすすめだといえます。一方、「EXモード」はPC用の取引ツールに匹敵する機能をスマホアプリに搭載しており、高精度な分析が行えます。
PC用の取引ツールも、取引に必要な機能を1つの画面に集約しており、レイアウトも自由に組み替えることができます。本格的に仮想通貨取引を行いたい人におすすめです。
土日祝を含めた365日対応サポート
実際に仮想通貨取引を始めてみると、取引ツールの使い方や注文方法などでわからない部分も出てくるものです。DMM Bitcoinでは、土日祝日を含めた365日問い合わせ対応を行っています。
問い合わせフォームやLINEから受け付けており、不明点や疑問点をすぐに解消できるでしょう。特に仮想通貨の取引を始めて行う人にとって安心できる仕組みだといえます。
DMM Bitcoin | |
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代表的な銘柄 | BTC、ETH、XEMなど |
取引通貨数 | 28種類(現物取引) 34種類(レバレッジ取引) |
レバレッジ取引 | 信用取引:- 先物取引:- FX取引:最大2倍 |
開催中のキャンペーン・特典
新規口座開設完了で、全員にもれなく「即時」1,000円プレゼント!
※2023年10月1日 7:00〜2024年3月1日 6:59
※対象:期間中に、新規に口座開設が完了したお客様
キャンペーン詳細
また、興味がある方は編集部が執筆したDMM ビットコインの記事もご確認ください。
BITPoint
・取引ツールがシンプルで使いやすい
・口座開設手続きがスムーズ
各種手数料で無料のものが多い
BITPointは仮想通貨の現物取引にかかる手数料が、すべて無料となっています。他にも、即時入金手数料や仮想通貨の出金手数料、口座管理料などが無料です。
仮想通貨の取引を行うなら、できるだけ取引コストを抑えたいものです。BITPointはさまざまな手数料が無料なので、利用者にとってメリットが大きいといえるでしょう。
取引ツールがシンプルで使いやすい
BITPointの取引ツールは見やすいデザインとなっており、1つの画面から相場状況を簡単に把握できます。値動きを確認してからそのまま注文を出すことができるので、取引に手間がかかりません。
また、運用している資産の状況も円グラフで表示されるため、一目で運用状況を把握できるでしょう。資産管理をしっかりと行いながら、円滑に取引を行うことが可能です。
口座開設手続きがスムーズ
BITPointでは少額から仮想通貨取引が始められます。口座開設の手続きもスムーズに行えるので、取引を始めたいと思ったタイミングで手軽に取引を開始できます。
口座開設はPCやスマートフォンから行えます。スマートフォンで本人確認を行い、必要事項を入力して本人確認書類を提出します。
審査が完了したら登録したメールアドレスに口座開設完了のメールが送られてくるので、取引サイトにログインをしましょう。取引に必要な資金を入金すれば、すぐに取引を行うことが可能です。
BITPOINT(ビットポイント) | |
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代表的な銘柄 | BTC、DEP、JMYなど |
取引通貨数 | 17種類 |
レバレッジ取引 | 信用取引:- 先物取引:- FX取引:- |
開催中のキャンペーン・特典
口座開設完了で1,500円相当のADAをプレゼント
キャンペーン期間:2023年3月31日(金)16:00 ~ 2023年4月25日(火)16:00
SBI VCトレード
出典:SBI VCトレード
・多くの手数料が無料
・セキュリティ対策に力を入れている
さまざまな取引が行える
SBI VCトレードでは現物取引だけでなく、レバレッジ取引や仮想通貨の積立などが行えます。現物取引は販売所と取引所の両方で売買できますし、積極的に取引をして利益を狙っていきたい人向けにレバレッジ取引も用意されています。
また、普段は仕事や家事で忙しく、投資に時間をかけられないという人は仮想通貨の積立を始めてみると手間がかかりません。さまざまな取引方法が用意されているので、自分に合った方法を見つけやすいでしょう。
多くの手数料が無料
SBI VCトレードでは多くの手数料が無料となっています。無料となっているものをあげると、次のとおりです。
・口座維持手数料
・ロスカット手数料
・入金手数料
・入出庫手数料
取引コストを少しでも抑えて、有利な条件で取引したい人はSBI VCトレードを利用してみるとメリットを感じやすいでしょう。
セキュリティ対策に力を入れている
引用:SBI VC トレード
SBI VCトレードは東証プライム市場に上場しているSBIホールディングスの子会社ということもあり、顧客資産の管理や取引の安全性において力を入れています。
サイバー攻撃やフィッシング対策として、EV SSL証明を導入したり必要なモニタリングなどを行ったりしています。また、顧客資産はコールドウォレットで管理しており、高い強度のパスワードによる認証システムを導入するなど安全な取引が行える環境を提供しているのです。
会社資産と顧客資産を分けた分別管理が行われているので、万が一のときにも安心だといえます。仮想通貨取引所を選ぶ際に、安全性が気になる人はSBI VCトレードを選んでみるとよいでしょう。
SBI VCトレード | |
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代表的な銘柄 | BTC、MATIC、FLR、OAS、XDCなど |
取引通貨数 | 20種類 |
レバレッジ取引 | 信用取引:- 先物取引:- FX取引:最大2倍 |
開催中のキャンペーン・特典
なし
SBI VCトレードの公式サイトはこちら
よくある質問
XRPを実際に取引する場合は、事前に気になっている点を解消しておくことが大切です。よくある質問として、次の点があげられます。
・XRPに半減期はある?
・XRPの将来性は?
それぞれの質問事項について見ていきましょう。
XRPはどうやって価格が決まる?
XRPの価格は売り手と買い手の需給バランスによって決まります。具体的には、仮想通貨取引所や販売所での取引によって決まるものであり、価格は常に変動しています。
多くの人がXRPを求めれば価格は上がりますし、逆の場合は価格が下落する要因となるでしょう。また、XRPに関するニュースや法律などの影響によっても、価格は変化します。
XRPを取り扱う金融機関などが増えれば、普及率が高まると判断されて価格が上昇することもあります。相場の動きをきちんと把握するには、XRPに関係したニュースなどをこまめにチェックしておきましょう。
XRPに半減期はある?
ビットコインには半減期がありますが、XRPにはマイニングがないので半減期そのものがありません。XRPの発行量は1,000億枚と決まっており、すでに全部が発行されています。
ビットコインの場合はマイニングが行われることで、新たなビットコインが市場に流通することになりますが、XRPの場合はリップル社が計画的に市場へ供給をしています。仮想通貨によって性質が異なるので、それぞれの違いを踏まえたうえで取引を行うことが大切です。
参照:BitPoint
XRPの将来性は?
XRPは国際送金ネットワークであるXRP Ledgerを提供しており、すでに世界40ヶ国の300を超える金融機関とパートナーシップを結んでいます。日本においては三菱UFJフィナンシャルグループ、アメリカではクレジットカード大手のアメリカン・エキスプレスなどとも提携しています。
XRPは発行数量が決まっているので、今後普及していけば希少性が高くなることが予測されるので、価格が上昇する可能性があるでしょう。国際送金における新たな役割を担えるかどうかに注目が集まっています。
【まとめ】XRPは今後も成長を見込める
XRPはリップル社が発行した仮想通貨で、数ある仮想通貨のなかでも時価総額は大きい部類に入ります。ブリッジ通貨としての役割が期待されており、国際送金市場においてどれだけ普及していくかが注目されています。
リップル社が提供しているXRP Ledgerは、多くの金融機関との連携で成り立っており、今後の展開が期待されているのです。日本でもXRPは多くの仮想通貨取引所が取り扱っているので、投資対象の1つとして検討してみるのもよいでしょう。
XRPの今後がどうなるかは、仮想通貨市場全体の動きや法律などの影響によって違ってきますが、徐々に普及していくことでその希少性が高まる可能性があるでしょう。XRPに関連したニュースをこまめにチェックして、取引を行っていくことが大事です。