【仮想通貨ニュース5/22】 大量のリップルがバイナンスに送金される|ネガティブな兆候か

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大口の仮想通貨の送金を追跡する「Whale Alert」は、バイナンスに過去数時間で41,197,105ドル(約56億円)相当の87,305,753XRPが入金されたことを伝えた。

41,197,105ドル相当の87,305,753XRPが、不明なウォレットからバイナンスに送金されました。

多額の仮想通貨が送金される理由としては、以下の3つが考えられる。

  1. 取引所で買い手が急増している時
  2. 先物市場で高い値動きが発生している時
  3. ステーキングやエアドロップ、ポートフォリオを組み直す時

一つ目の理由の場合は、大きな価格の下落を招くことがありネガティブな兆候といえる。二つ目と三つ目の理由の場合は、さまざまな状況が考えられるため、市場にどのような影響を与えるかを推測することは難しい。

Whale Alertによって多額のリップルの送金が発表された日、日足ベースでは上昇していた。発表後には小幅に上昇し、1日で約1%上昇の「0.469ドル(約64.3円)」で取引を終えている。

先週ビットコイン含む多くの仮想通貨は下落したが、リップルは10%ほど上昇した。

引用:Trading View

引用:Trading View

仮想通貨弁護士は、リップル訴訟の次の展開を予測

仮想通貨の法律に関するWebサイト「CryptoLaw」の創設者であり、リップルホルダーの弁護士であるジョン・ディートン氏は、リップルとSECの訴訟について言及した。ディートン氏によると、SECからのメールに、リップルが”証券ではない”ものとして見られていた旨の記載があるという。

SECのメールが公開されるのが待ちきれません。リップル批判者を含む非リップル保有者でさえ、SECは完全に間違っていたと客観的に言わざるを得なくなるだろうと私は予想している。この訴訟に関する捜査はさらに加速するだろう――今後私の言葉に注目してほしい。

先週リップルが上昇した要因として、トーレス判事が元SEC職員ウィリアム・ヒンマン氏による申し立てを却下したことがある。間もなく裁判の判決結果が出ると予想されており、リップルのコミュニティの中には、嵐が到来するかもしれない、と考えている人もいる。

ニュースが出るたびに価格が変動しているように、多くの仮想通貨投資家がSECとリップルの訴訟問題に注目しているようだ。まだ確定的な情報は出ていないが、裁判はリップル社優位に進んでいるように見える。

今回、多額のリップルがバイナンスに送金された事実に対して、市場は大きな反応を示さなかった。今後バイナンスの出来高が、次への値動きを示すサインを出す可能性が考えられる。

参考記事:u.today

執筆者
権田 翔一郎
Webライター

現在ベトナムを拠点とするライター。2018年にアフィリエイトブログを立ち上げたことを機に、ライターとして活動開始。仮想通貨やFX、株式、クレジットカードに関する記事が得意で、現在複数のメディアに寄稿。留学した経験を活かして、英語の翻訳記事にも対応可能。「読者にわかりやすく説明し、行動を促す」をモットーに執筆を行なっている。